内容説明
日本推理作家協会の人気作家たちが、最も思い入れのある自作短篇と、自分が愛する他作家の短篇を選んで収録。さらにその2篇を選んだ理由を、書き下ろしエッセイで語る究極のアンソロジー最終巻!巻末には編集委員4名による特別座談会を盛り込んだ充実の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よし
15
望月周平の密かな旅が読めて良かった。2021/09/05
こかち
10
推理作家の方の短篇と、その方が影響を受けた作品と、エッセイを3点セットで収録。贅沢なラインナップ。江神シリーズ短編(モチさんが主役!)が目当てでしたが、読みたかった乱歩の「押絵と旅する男」をはじめ粒揃いで、大満足の一冊。モチさんのセンチメンタルジャーニーはかなりぐっときたので、EMCファンの方は必読かと思います!2015/09/24
ayako
4
普段手に取らない人のお話が読めるのがアンソロジーの醍醐味。 堪能しました。2017/05/23
のんの
2
推理作家の短編と影響を受けた短編のアンソロ。結構レアなのも、混じってる感じなのかな?江戸川乱歩『押絵と旅する男』がお気に入りかな。2022/02/07
言音 / 放置気味…。
2
ミステリー作家が選んだ“もっとも好きな自分の作品”と“もっとも好きな他人の作品”そして選んだ理由を解説したエッセイまで収録された贅沢なアンソロジーの第六巻。 加納朋子の『最上階のアリス』は既読。 この巻も色んなタイプの話が収録されてた。 有栖川有栖の『望月周平の秘かな旅』/小杉健二の『原島弁護士の処置』/泡坂妻夫の『DL2号機事件』/都筑道夫の『ジャケット背広スーツ』が好き。 巻末に収録されている座談会も面白かった。 またやってほしい。2013/02/20