内容説明
仕事依存ＯＬ（２８）がはじめて遭遇した“モテ期”。仕事だったら何でもやりますが、恋愛はちょっと（苦手）。―そんなヒロインの物語です。
著者等紹介
山崎マキコ［ヤマザキマキコ］
１９６７年福島県生まれ。明治大学在学中、『健康ソフトハウス物語』でライターデビュー。その後、パソコン雑誌を中心に執筆活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク＠灯れ松明の火
72
読み友さんお勧めで初の山崎マキコさん。タイトルもそうですが、ギンポ君とのドライブでは《白いカイト》ＭＹ ＬＩＴＴＬＥ ＬＯＶＥＲがお好きなんでしょうか。《Ｍａｎ ＆ Ｗｏｍａｎ》の歌詞を借用。「悲しみのため息、独り身の切なさ。気が付いたら、ふと立ち止まったら、モテ期到来。好きだから、好きだと言っても、きっと言葉だけじゃだめだよ、三田村奈津子。いつかは・・姫、姫、妃！仕事には自信あっても、二人だけの会話に詰まるのは私。出会った時に感じた、あなたの顔はギンポ似。世界中で誰かが、誰かに会い→2014/07/23
ゆきちん
48
キャリアウーマンの28歳奈津美。実は処女で彼氏イナイ歴も年齢と同じなのは内緒。突然やってきた恋の波。初めてのお見合いのギンポさん、職場で気になる中野さん、何かと声をかけてくる桑田さん。頼れる年下の青ちゃんを参謀に、どうなる、恋愛？…みたいな。この作家さんの本はとにかく羨ましい感じで。今回は奈津美が天然なのか小悪魔なのかしてたけど、それでも守護神がいるっていうのは、やっぱり羨ましいです。青ちゃんとセットで欲しい…2017/06/07
あつひめ
30
できる女は何でも持ってる・・・って言うのと違う、できる女は誰にも言えない悩みを抱えていた・・・と言うところがまずは好感が持てました。モテキ到来・・・一生分の運を使い果たしちゃうんじゃないか？？？と気になったけど・・・ギンポ君の港のような心がそばにあれば、悩み苦しみもがいて漂流しても大丈夫そうだから安心しました。女の子の一番大切なものを捨て去る・・・ここで？？？という疑問は残りますが。それにしてもギンポさんの「姫」と慈しむような呼び方が・・・いいなぁ。山崎さん初読みなので、他にも読んでみたいと思います。2010/12/01
Lesen
19
２０代後半、キャリアウーマンの恋愛模様。遅すぎた青春を取り戻そうとするかの様に面白いかもと思える事にも挑戦してみて、少しずつ世界を広げていく主人公。ギンポ君の包容力が良いです。デートの後のギンポ君のメールが分からなかったのですが、ラストでギンポ君の事が分かったらあのメールの意味も分かりました。青ちゃんが好きですね。楽しめました。2014/11/28
chi.m
18
仕事一筋、恋愛音痴の一人の女性。ある日ふと、服を変え、メイクを変え、今までだったら避けてたであろう選択肢を「面白いかも」と考え方を変える。今までの自分と少し違うことをするだけで、新しい歯車は回り出す。「見てきなさいよ、飛び込んでみないと見えない世界を」！女性は恋をすると、ほんとにキラキラ輝いて綺麗になるなあ。2012/06/22
