おしゃべりな犬

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163215907
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

七十年前に七人の男が「村」を作った。島や大陸から貧しい者らが集まり、水掛ババアやインチキ牧師も現れた。父は金と女、大食で誰にも負けなかった。その村で「おれ」は生まれ育った。愛や快楽など無縁だ、祖国も家族もない―いったい「おれ」は誰なんだ。「チンゴロ村」の神話。倒錯した暴力と性―芥川賞作家・玄月の初長編。

著者等紹介

玄月[ゲンゲツ]
1965年大阪市生まれ。大阪市立南高等学校卒業後、自営業を営みつつ、大阪文学学校にて同人誌を結成。「舞台役者の孤独」が98年下半期同人雑誌優秀作として「文学界」平成10年12月号に転載され、注目を集めた。「おっぱい」が第121回芥川賞候補作となり、「蔭の棲みか」で第122回芥川賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aiko Handa

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苦しかった。私にはちょっと理解しがたかった。2016/07/23

シサキ

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シン・ノブオ、チンゴロ村、水掛ババア、茜、知世、ヤツラ、市議会選挙、ドール、元神父のカラヴァン。玄月さんの“倒錯”っぷりは後半に加速。報われないのはいつものことだけど、ラストの加速後、最後のひと段落が宙ぶらりん。2014/05/25

まつ

0
あんまり好きな感じじゃなかった・・・入り込めない2012/01/10

世玖珠ありす

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在日韓国人三世の話。罪と罰と狂気。救いのないバッドエンディング。タイトルの『おしゃべりな犬』とは何を指すのか?2010/05/18

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