出版社内容情報
あまりに危険なので小島に隔離したといわれる生物研究所に勤務する研究者夫婦が殺された。細菌兵器がNYに流出するおそれあり!
内容説明
エボラ、コレラ、細菌兵器…いや、この島にはもっと恐しいなにかがある!「将軍の娘」のネルソン・デミル最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Charlie
4
さっくりと再読。この後に続く獅子シリーズは面白いけど、今作は正直コーリーの軽口がうっとおしくあんまり好きではない。しかし彼の作品はまるで映画を見てる気分になる位なのがすごい。余談だかコーリーは嫌いと言いつつも、現実にこんな男が現れたら、やっぱりヒロイン達の様に好きになっちゃいそうな所が彼の恐るべき魅力。2013/10/19
kanamori
0
☆☆☆★2014/09/25
ほのだ
0
休職中の刑事が、研究者夫妻の殺人事件に駆り出される。細菌兵器を使ったテロ疑惑があったりするのだが、予想外の秘密があった、という内容。この主人公のキャラクターが強烈。この後の作品にも登場し、シリーズ化する模様。皮肉屋で、下品で、ジョークがお得意、勘が鋭く女性にもてる?!同じ皮肉屋なら、「将軍の娘」の主人公が良かったな。知的で、ナイーブで。 物語の前半はスピードがゆるめで、テロかもしれないのに大丈夫?(まあ、違うと思ってたけど)と、こちらもスローペースで進まず、後半新たな事件が起きて、主人公が暴走し加速する。2012/06/07