出版社内容情報
捜査一課の警部・宇野と女子大生・永井夕子の名コンビが活躍するシリーズ十冊目。社長夫人殺しの鍵を握る謎の"幽霊社員"を追う
内容説明
社長夫人殺しの嫌疑をかけられた社長の愛人。彼女を助けることができるのは顔も名前もわからない“幽霊社員”だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鍵ちゃん
12
社長夫人が自宅でナイトガウン姿をで殺されていた。社長の愛人に容疑がかかるが、彼女は犯行推定時刻には残業していたという。それを証明できるのはもう一人残っていた顔も名前もわからない幽霊社員だけだった。宇野喬一と恋人の女子大生・永井夕子が次々と難事件に挑む。2020/11/11
読生
4
このシリーズずっとそうだったっけ。 すべては男女関係のもつれから。 赤川さんの話、別シリーズもその系統が多いような気もするな。 でもあくまでもライトに、ライトすぎるほどライトに。 みんな過去じゃなくて未来を見て終わる。 それが赤川さん。 2024/11/26
白雪ちょこ
4
初めて幽霊シリーズを手にしたが、とても読みやすく面白かった。 短編集でもあったため、テンポが早く犯人がわかってしまうなどもあるため、そこはつまらないと思ってしまう人もいるかもしれない。 歳の差カップルは今の時代増えつつあると思うが、渋くダンディーな男性だったらありだと思う。
めろこ
4
読みやすくて面白かったです!主人公のコンビが好き!2009/09/10
Theodore
3
シリーズ10作目。今回は女2人で何かをしている話が多い感じ。1話:殺人事件の話。被害者の死体を引き取りたいと言い出す2人の女。果たしてその正体は? 2話:表題作。殺人事件のアリバイを証明してくれるはずの人物。しかし、社員の中にそれっぽい人が見当たらない? 3話:旅先で会った妙な男性にストーキングされる女の話。もちろん殺人事件も起きる 4話:事情聴取に向かった会社で起きる自殺騒動の真相をめぐる話。どの話にも謎めいた女2人の組み合わせが出てくる。2023/08/27
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