内容説明
航空管制で用いられるのは、どんな座標系?慣性航法装置(INS)が位置と速度を算出する仕組みは?WGS‐84測地座標系とGPS緯度経度の関係は?最新広域航法(RNAV)の座標変換の方法は?JAL115便のフライトを追跡しながら、座標系から航空管制を理解しよう。
目次
羽田発JAL115便の出発準備
航空管制と座標
飛行計画を承認する
JAL115便タキシング開始
JAL115、クリアード・フォー・テイクオフ
東京ACC武蔵セクターのレーダー監視を受ける
RNAV(エリアナビゲーション)の優越
東京ACC三河セクターのレーダー監視を受ける
INS(慣性航法装置)の活躍
日本一複雑な方式制限をもつ関西アプローチの管制を受ける
ADS(自動従属監視システム)の精度
JAL115便、LOC RWY 32Lに乗る
天候の変化を支援する管制官
JAL115便、伊丹空港に周回進入で着陸
進入管制の座標
航空管制における情報の提供
課題を残す次世代航空交通システム(CNS/ATM)
英語・英文略語の解説
著者等紹介
園山耕司[ソノヤマコウジ]
航行支援アナリスト(もと航空管制官)。県立出雲産業高等学校建築科、防衛大学校応用物理科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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