出版社内容情報
ホスト松岡二郎の仇名はニューギニアの祭りを意味するシンシン。いやな女であってもありったけのサービスをする異常な世界を描く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
77
最近、2件、友達が旦那が家にお金をいれてくれないという嘆きを聞いた。短絡的なわたしは、口には出さなかったけど、じゃあ結婚って何なの?と思ってしまった。一時的な状況でも、それはひも?もし、ひもなら、本書のシンシンみたいに、鮮やかに手の中で転がされたい。刹那の夢でもいいから、終わりなき日常から、わたしを救い出して欲しい。別れも、鮮やかに。でないと、また残像をなぞってしまうから。夢でしか出来ない再会ほど、残酷なものはないんだ。それは骨の髄までわたしは知っている。山口洋子の世界を10代から読めたことを至福に思う。2026/01/27




