もしかして聖人

もしかして聖人

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  • サイズ B6判/ページ数 417p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163132501
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

兄の死の原因が自分にあると悩み始めたその日から、夢と希望に満ちた十七歳の少年の人生はまるで妙ちくりんになってしまったのだ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まど

8
素晴らしい。2014/07/22

J.T.

6
アン・タイラーの本は本当に久しぶりに読んだ。一つ前に読んだのはDigging to America。ベトナム旅行中に読んだのだった、その小説の中で主人公のアメリカ人が、アメリカ的な他人との付き合い方をボソッと言う場面でもそうだったが、もしかして意外と重要なテーマを主人公に言わせる作家だったっけ?この本のテーマは重いが、この設定だと主人公のイアンが天使みたいでよかった(もともとルックスいいし)..という浅い感想にどうしてもなってしまうなあ。ブリージングレッスンを久しぶりに読みたいと思った。2019/02/18

みみぽん

5
深い本だった。わたしたちは、身近にいる愛する人を永遠に失ったとき、その悲しみをどう受け入れ、折り合いをつけながら、日々を生きていくのか。主人公イアンは、憧れと少しの嫉妬心から、真意の分からない言葉で兄を傷つけ死なせてしまう。何かが変わってしまった家族。忙しさの中、笑顔を取り戻したかに見える瞬間に、ふと襲われる焦燥感。懺悔。懺悔。アン・タイラーはどんな人も抱える寂しさをユーモアとなんでもない生活を描くことに滲ませる。だからより胸をうつ。イアンが過去から解放され希望に包まれるラストは、どんな教本より胸に響く 2021/04/14

よし

5
「ちょとした誤解から口にした自分の言葉が兄の死と、家族の人々の人生を狂わしてしまった。」と悔やむ17歳のイアン。その責任を果たすべきとった彼の贖罪の人生。いくら自分が選んだ道としても、その後の償いの人生は、あまりにむごすぎる。頁を捲るのも重苦しいほど。・・・兄の妻、ルーシーの言葉「人間は毎日のように他人の人生を変えているのよ。」は、イアンの人生に重くのしかかる。しかし読み進むにつれ、イアンは自分の心に照らした平穏を取り戻していく。彼らに注ぐタイラーの視線は優しく、温かい。「人生って捨てたものじゃない。」2017/11/09

sundance1973

3
アン・タイラー作品の中で一番好き。イアンの結婚が自分の家族のことのように嬉しい。

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