出版社内容情報
喧嘩に明け暮れた故郷の海辺、六本木のバイトで垣間見た三島由紀夫、仕事先で会った美しい娘……男たちの様々な季節を描く短篇集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいちゃっぷ
5
前に読んだような読まなかったような。でも安心してサクサク読めます。235ページ2009/07/16
コウ
4
表題作は、椎名さん唯一にして最後の直木賞候補作。第102回1989年下半期のことでした。★★★☆☆2008/06/23
K
3
山田洋次監督の映画「息子」を観て、その原作ということで手にする。「倉庫作業員」は哲夫(永瀬正敏)と征子(和久井映見)とのその後を読者の想像に任せているような終わりかただった。映画「息子」で原作が崩れないように物語化されていることにも改めて感心した。それにしても椎名氏の自然描写の書き方は上手い。2014/11/26
ジャズクラ本
1
○
1977年から
1
1991年