出版社内容情報
忍びよる抑圧の影を断ち切る刃。戦争も平和も超越しひるがえる普遍の旗。新たな光の時代へと導くのは果して天か、旗か、星か──
内容説明
幽玄の銀世界に、自立の魂と克己の精神を余すところなく体感させる、熱血の詩小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももたろう
9
健二の思想が凝縮された詩小説だと感じた。私たちは私たち自身にのみ従う者であらねばならないと。最後に頼れるのは自分だけだと。一日市場村のように国や権力に依存し目先の欲望や近代化の波に飲み込まれることなく、有明村のような自立した魂と克己の精神の持ち主として、空に輝く星のような人生を歩んでいかねばならないというメッセージ性が強かった。何かに恐れをなしていた主人公が、旗を取りに行ったことで変わった。あれは己の意志で人生を築いていこうという決意の表れと思った。2015/11/24
doradorapoteti
2
自立することの難しさをこれ以上ないくらい文学的に表現してる。40にして迷わない時代は終わったんだなと改めて思った2010/03/22
陽之理
1
昔買った本を実家で見つけて。強く自律せねば、と気を引き締めてくれます。2025/07/23
しゅったまん
1
重い。夜中の田舎の描写が重厚。たまらない。マルケンは真面目過ぎるよーとかいいながら肩叩いたら、無言でぶん殴られそう。2012/03/21
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