我らが隣人の犯罪

我らが隣人の犯罪

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163115207
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

新居に引っ越した僕たち一家の悩みは、隣家の犬の鳴き声だった。そこで罠をしかけたところ、思いもかけない展開に。珠玉の短篇集

内容説明

鳴き声がうるさい隣家の犬を何とかしようと、一計を案じた僕たちだったが、ことは意外な方向に発展して行き…(表題作)。壁ひとつ隔てた向こう側の戦慄。不思議な味のニュー・ミステリー5篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nakanaka

87
宮部みゆきのデビュー作「われらが隣人の犯罪」を含む五篇から成る短編集。忘れてしまうほど前に「火車」を読んで以来の宮部作品。一番は表題作かな。両脇を隣人に挟まれる形のタウンハウスに引っ越してきた主人公一家とその隣人を巡るお話。主人公・三田村誠とその叔父のあまりに思い切った行動にハラハラさせられるが思いもよらない結末だった。また、五篇の中にあって唯一の血みどろな内容な「祝・殺人」も面白かった。結婚式のエレクトーン奏者の見事なまでの推理に出来過ぎの感はあるが、テンポの良い展開が非常に読みやすい。2020/04/02

ポコリ

18
短編で読みやすい本でした。どの話も心が温かくなるミステリーです。他の方にも好評ですが、私も「サボテンの花」が一番好きです。2015/07/29

タマ

11
初めて読んだ宮部作品。短編ものと知らなかったけど、よみやすかった。この子誰の子とかサボテンの花は短い中にあふれる内容の濃さに満足でした。また違う作品も読もう2015/10/08

michi

6
ミステリーぽくないミステリーでした。 読みやすかったです。2018/11/07

海月

6
五つの作品が収録された短編集。すごく読みやすくて爽やかな印象を受けるものが多かったように思います。重たくないので気軽に読めるし、一つ一つの作品も楽しいので入門編に最適じゃないでしょうか? 気持ちをほっこりさせてくれる「サボテンの花」の人気が高いですね。でも、それだけじゃないですよ。

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