ポーランド〈上巻〉

ポーランド〈上巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 520p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163114606
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

十三世紀のタタール軍の侵攻以来苛酷な歴史の試練を乗り越えてきたポーランドの負けじ魂を、三つの家系の消長を軸に壮大にえがく

内容説明

物語の舞台は南ポーランドの農村。この小さな村に、優に千年はつづく三つの家系がある。大貴族のルボンスキ家、新興貴族のブコフスキ家、そして農民のブゥク家、この三家族に歴史の風雨は容赦なく吹きつける。1241年、タタール軍来襲。1410年、ドイツ騎士団との「グルンワルドの戦い」…コサック、スウェーデン、トルコ、ハンガリー、敵は東から、西から、北から、南からおしよせる。13世紀のタタール軍来襲以来、過酷な歴史の試練を乗り越えつづけたポーランドの負けじ魂を、寒村の三家族を通して描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinya Fukuda

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13世紀のタタール以来トルコ、ドイツそして最恐のロシアから侵攻され国土を抹殺されたポーランド。その歴史が三家族の歴史と共にに述べられる。三家族の構成は貴族、小貴族そして農奴になる。ポーランドの悲劇は地政学的な要因もあるが一つに大貴族の力が強すぎたことにあるだろう。フランス等では国王中心に中央集権が進み法令が整備され国力を充実させていった。ポーランドでは大貴族が黄金の自由と称して権利を主張し過ぎて自分たちのいうことを聞く外国人を国王に据えた。大国から賄賂を貰う大貴族もいた。従って自業自得の面もあると思った。2025/06/22

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