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出版社内容情報
“ファッション(見せかけ)の天才”・ジャン君と出会い、彼に魅せられてしまった37才、既婚、子持ち、ファッションオタクのカイ君。
事務所もなくお金もない彼と「パリコレに出る」という途方もない夢のために奔走する日々。
そんな彼らに大チャンスが訪れた。世界的カメラマンとのコラボ。これを成功させればパリコレも本当に夢ではなくなる。お金も時間も全てを注ぎ込んだこの仕事の先に待っていたものは果たして“成功”だったのか?
第5巻は物語のクライマックス!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
27
刊を重ねる毎に「闇」が深くなる。天使のふりをしたジャン君の邪悪さと、開君の純粋さ故の猪突猛進さ、で調和されて「0」になっているとでも言うのだろうか?表紙装丁のジャン君の緑の眼が人に非ざるもののようで象徴的。今回は二人のブランドの快進撃と思わせておきながら、仲間が離れていく様、開君の家庭の崩壊、先の見えない資金繰り。全てを背負う開君が挑むのか「下剋上」、ファッション業界の仕組みを変えてやると。ファッション=見せかけ、と意味をかけ、それはジャン君そのもの、という謎かけが帯に。怖い。2024/01/22
パンダプー
11
本当に怖いな!2023/11/25
kino06
10
今回も更に怖い。どこまで行くんだ?成功するということはいろんなものを犠牲にしていくことなのだろうか。ファッションの力と人の善なる部分を信じすぎている開くん。しっかりして!!アイツがうまいこと一人勝ちする展開だけは勘弁してほしい…もう泣きそう!!2023/12/30
たけのこ
3
「文春版最終巻」という表記なので作品としてはここで終わるというわけではなさそうですね。いうなれば崩壊の序章でしょうから。この巻の上りつめていく高揚感みたいなものホント素晴らしくて、ここから崖が崩れるように崩壊していくのだとすれば楽しみでしょうがないです。2023/12/12
五百
3
えーこれで終わっちゃうの??と思っていたら別媒体で続きが連載されるとのことを知って、ほっ。 でも、これ以上拗れて壊れていく未来を予想すると現時点で終わってくれても良かったのかなとも思う気持ちもある。2023/11/27
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