内容説明
作家生活40周年!究極の「佐藤正午読本」!
佐藤正午デビュー25周年を記念した単行本『正午派』の刊行から15年──作家生活40年の増補版として新たに編纂された文庫オリジナル【完全保存版】。
短編小説もエッセイも、すべての原稿が文庫初収録!
数多の秘蔵原稿とともに40年にわたる作家の足跡を追う!
*収録内容の一部をご紹介*
▼編集者の指導で何回も書き直した「すばる文学賞受賞のことば」
▼地元・佐世保のタウン誌で連載された貴重な〈自著解説〉
▼名作『鳩の撃退法』の原形か? 短編小説「流れる」「トラブル」
▼選考委員を5年間つとめた携帯メール小説大賞〈選評〉
▼西日本新聞でしか読めなかった連載「佐世保駅7番ホーム」
……などバラエティに富んだ原稿が満載。
「ともかくここまでは来た。将来的に、さらにこの文庫の最新版が編まれる可能性は限りなくゼロに近いだろう。それはわかっている。ここまでかもしれない。ただ、それはそれとして、僕が現役の作家でいるあいだはここが行き止まりでもない」(本書「あとがき」より抜粋)
佐藤正午さんの「ここまで」を振り返るには必携、そして「ここから」がますます楽しみになる1冊です。
(底本 2025年1月発売作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まこみや
30
本棚にある『永遠の1/2』の奥付には1984年1月30日発行第二刷とある。帯に佐伯彰一氏の選評の抜粋が載っている。「全体の調子としては丸谷才一君ですね。会話で軽やかに引っぱって行って、風俗小説的な調子で一貫している。ただし、丸谷調にさらに軽みを加えた丸谷才一カケル村上春樹というところじゃないか。」デビュー作以来佐藤正午の文章に惹かれて求め続けてきた理由はここにあったのかと40年以上経って漸く気がついた。ずいぶんうっかりした「正午派」です。2026/01/03
こすも
8
スゴい本『正午派』の単なる文庫化じゃないです。 2009年刊行の『正午派』から丸16年分が追補された佐藤正午ファン必携の超スゴい本です! 佐藤正午さんが広く認知された山田風太郎賞受賞作『鳩の撃退法』が出たのが2015年、『月の満ち欠け』で直木賞を受賞したのが2017年。 2009年以降、最近までのエッセイや山田風太郎賞受賞の言葉、携帯メール小説大賞選評などなどがまとめて読めてしまうんですから、本当に超スゴい本です!!2025/02/13
門哉 彗遙
6
実は佐藤正午の本は一冊も読んだことはなかったのに、ひょんなことから買ってしまい読む羽目になった。読み始めた当初は、はっきり言って嫌いだった。もしかしたら自分に似ていたからかもしれない。一人称が鼻につくし、女にええ加減な男。しかし、もし同世代の時に読んでいたらハマっていたかもしれないとも思った。おこがましいが歳を重ねるにつれて文章も鼻につかなくなり、まぁまぁおもろいやんとも思ってきた(すんませんえらそうに)。だからと言って、最近の彼の作品を読むかどうかはまだわからない(すんません上から目線で)。2025/02/28
sou1030
6
佐藤正午ファンなら必読。ファン以外はマニアック。短編小説もエッセイも、すべて詰まった一冊!文庫で読めてコスパ良し。2025/02/13
ソラ
6
【読了】D 久しぶりにまた読みたくなってきた。そう言えば月の満ち欠けや鳩の撃退法とか気になってたけどまだ読めてない。2025/02/09
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