内容説明
遠くの観光地よりも、まずは近くのスリバチへ。
赤羽、麻布十番、江古田、自由が丘……高低差を楽しむ、東京再発見の旅。
「スリバチ地形」を世に知らしめ、「ブラタモリ」にも出演した東京スリバチ学会会長・皆川典久。
皆川会長による東京(近郊)のスリバチを巡る“街歩き”の記録にしてガイドブックが登場!
【目次】
▼エピソード0 スリバチ状の谷こそ、東京を知るキーワード?
▼エピソード1 坂の下の街のものがたり 戸越銀座
▼エピソード2 凹凸地形が育む街の個性 赤羽
▽コラム1 東京スリバチ学会誕生秘話
▼エピソード3 光に満ちた坂下の街 麻布十番
▼エピソード4 アートやB級グルメだけじゃない!? 江古田
▽コラム2 『ブラタモリ』人気の秘密
▼エピソード5 自由という名のもとに地形と呼応する街 自由が丘
▼エピソード6 路線バスで渋谷の凹凸地形を堪能する 渋谷・代官山
▽コラム3 二つの世界を行き来する? ワーク・ライフ・バランスのすすめ
▼エピソード7 地形マニアと鉄オタの湘南モノレール乗車体験記 前編
▼エピソード8 地形マニアと鉄オタの湘南モノレール乗車体験記 後編
▽コラム4 東京の新名所! 高低差を活かした建築の魅力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多喜夢
10
著者の人となりが知れて楽しい。見知った地域でも着眼点を変えれば常に新しい発見があるということか。本書のに紹介されているまだ出かけていない地域には、さっそく出かけてみようと思う。2022/02/10
anken99
7
本屋で見かけて中身に目を通したら、自由が丘も取り上げられていたので、買ってみた。スリバチ理論とは知らなかった。地形に目を向けて街の歴史をひもとく。。というのは、大雨で洪水被害に遭った身からすると、よくわかる。本書で取り上げられていた湘南モノレールのエリアにも、若いころに暮らしたことがあったので、とても興味深く読めた。ブラタモリ的な感じで、街歩きするのもよいのかもしれない。2024/06/24
まさにい
5
僕が子供の頃過ごした町は、麻布竹谷町という町だ。いまの南麻布1丁目。そのころも住所表示は南麻布1丁目であったが、お祭りなどでは竹谷町会などと言われたいた。まさに谷の町で下町なのである。その谷から見上げるように山の手台地が聳えていた。谷の町からの台地の景色は鬱蒼と森になっていて、その森はお屋敷だったが、その当時は韓国大使館の敷地になっていた。子供の僕はある日勇を決して探検に一人で出かけた。勿論韓国大使館の中には入れず、そこからまた歩いて行くと有栖川公園に出会う。子供の僕はそこで初めて金髪の外国人を見た。2023/11/08
林芳
3
街歩き好きな気持ちが溢れていて、読んでいるこちらもワクワクしてくる。東西南北にはっきりとした目印がない東京を歩くのは楽しい。2024/02/07
y
2
江古田は幼少期に行ったきりなので記憶にないけれど、他の場所はふんふんと頷きながらのことと、へぇーと驚くことが散りばめられていて、楽しく読めました。 ワクワクする場所は谷底であることが多いのかも?と思いました。 赤羽はスリバチというよりも、崖のイメージが強いですけど…2022/06/18
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