出版社内容情報
土佐の殿様、山内容堂公が開催した剣術大会。決勝戦は、優勝候補、神道無念流斎藤道場の桂小五郎。対するは北辰一刀流千葉道場の我らが坂本竜馬。死闘の末に二人の絆はさらに強くなる。そして竜馬は江戸での剣術修業期間を終え土佐に帰ることに。武市や桂が帰国を止めるが竜馬は出発した。旅のお供はお馴染み、寝待ノ藤兵衛ーー。
司馬遼太郎の傑作歴史小説を原作にし、坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第6巻。
江戸剣術大会、死闘の果てに得たものは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
41
土佐郷士・坂本竜馬の雌伏の日々。桂小五郎との一戦で、剣術家としては知られるようにはなったが、まだまだ日本を動かすまではいかない。江戸での留学期間を終えて土佐に帰ることになった竜馬。その道中はまたトラブル続きで。 竜馬のキャラの佳さを鈴ノ木先生がうまく引き出していて、楽しく読める。★★★★☆ 2023/12/01
KDS
6
御前剣術試合で桂小五郎に勝ち優勝した竜馬の名声は一気に拡がり、故郷土佐では若い郷士らの憧れの存在となっていた。そんな江戸での滞在中、後の盟友となる中岡慎太郎と出会う。武市の頼みもあり、政治に疎い竜馬が中岡に現在の天下の時勢について講釈を賜わるという妙な関係性?が生まれていた。秋が来て竜馬は江戸留学期間が終了し、故郷の土佐へと戻る旅に出る。旅のお供はお馴染み寝待ノ藤兵衛。更にその道中で道連れとなった水原播磨介という男。その男は、天下を揺るがす一大事・安政の大獄で幕府から追われている人物だった…?以下次巻。2023/12/02
かなっち
5
坂本竜馬の奇跡の生涯を描く、幕末大河コミック第6巻。坂本龍馬のキャラがこの作家さんの素朴な絵とピッタリで、魅力的な彼にあっという間に読了してしまうのです。ですが、井伊直弼が出張ってきたり、中岡慎太郎と出会ったり。あの激動の日が来るのを否が応にも実感させられ、イヤでも緊張感が高まりました。と言いつつ、その日はまだまだ先だと思うので、誰もが助けたくなる「男も惚れる男」の活躍を目を逸らさずに見届けたいと思います。って、藤兵衛さんから目を離しちゃダメですよ~。彼は無事なのでしょうか、次巻が待ち切れません。2024/01/10
Akio Aratani
3
今までの龍馬のイメージと異なるので面白い2023/12/10
RyoShun
2
三条内大臣実万公:今天神といわれるほどの学者2024/02/04