出版社内容情報
『最貧困女子』『ギャングース(漫画原作)』などの著者、鈴木大介の未成年援デリ部隊のリーダー・里奈の生き様を書いた初小説『里奈の物語』を、『シマシマ』『サイレーン』『レンアイ漫画家』などを描いた山崎紗也夏がコミカライズ。
ファミレスを拠点に売春をする援デリ軍団。
客とのトラブルは日常茶飯事。時にヤクザと揉め、時に裏家業人と渡り合い、自分達の居場所を精一杯確保する少女達。
リーダーの里奈はこんな場所だが少しでも良い環境にと奔走するが、それは彼女達が嫌う「組織」を作ることになっていく--
強くなければ生きていけない世界で生きる少女達の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらさきいろの薔薇が好き
7
彼女達が体を売る以外の生き方を見出だしてくれることを祈る。★★★★☆2022/04/29
毎日が日曜日
4
⭐️⭐️⭐️+2022/03/28
fumikaze
2
美しさと若さは成功する要因か。「ブス、デブ、ホスクラ通い!この時点でアウト」というセリフはキツイ。2024/07/18
るぅ
0
Kindle Unlimited.トートツに始まった里奈の援デリ生活。今のところ里奈の生い立ちや目的はわからないけど、サクラにしてと里奈にしても面倒見がいいな。2022/10/05
pochi
0
未成年や売春の事情に詳しい作者に山崎紗也夏という組み合わせが意外でした。これらテーマで思うのは、彼女たちを取り巻く状況のスピードの早さです。次々に変化しその時々に最適行動を迫られ決断しなくてはいけない。もちろんフィクションなんですが、本当にこうゆう選択をしている人もいるんだよなというぼんやりとした想像をしたりします。主人公の行き着く先に何があるのか、確かに想像ができないな。2021/07/28