文春時代コミックス
鬼平犯科帳 〈89〉

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784160091894
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

浅草郊外の寂れた道筋で男が殺された。界隈では渡世人たちが忽然と消える事件が頻発していた「浅茅ヶ原」ほか4篇。

酸いも甘いも?み分ける鬼の平蔵!

浅草郊外の寂れた道筋で男が殺された。界隈では渡世人たちが忽然と消える事件が頻発していた「浅茅ヶ原」ほか4篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

14
「宿場泥棒」で、置き引きをする老人達をお目こぼしする鬼平。巨悪には厳しいが、庶民の小さな罪には寛容な鬼平の姿勢が窺える。「誰にでも“魔がさす”って事はあるもんだ…… 俺にだってあるわえ…… その“魔”を退治出来ればよし、出来なかった者が……“悪党”のまま、死んでゆく、のさ……。「斑猫」のラストでの鬼平の台詞。鬼の平蔵の、しかしより人情味のある描写は、池波イズムを踏襲しつつも、さいとう・たかを版の個性となっている。2019/10/16

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