出版社内容情報
勃興する東欧、ロシアの民族主義、「強国」ドイツの復活、日本国内の嫌米感情の高まり…世界史が一歩動くときそこに亀裂が生じる
内容説明
日本は再び孤立の道を歩むのか?歴史の様相は一変した―。東欧・ロシアの混沌、強国ドイツの復活、緊迫する日米関係の根源を透徹した歴史観で考察する。
目次
1 ヨーロッパ大変動を考える(歴史の危機;民族興亡の舞台―歴史地図から見た東欧;東欧・新たな悲劇の誕生;ベルリンで見たドイツ統一;「悪役」なき世界)
2 日本の選択(「嫌米」の果てに見えるもの;裁かれる「繁栄共同体」;「忍従の民」の突発的反抗を恐れる;強国ドイツの誘惑―日独伊三国同盟から半世紀に思う;湾岸から日本に放たれたミサイル)
3 現代日本の政治・宗教・知識人(論壇平和主義はなぜ失墜したか;指導者不在の時代をどう凌ぐか;農業衰退と知識人の運命;大学文化のゆくえ;宗教の空白を埋めるもの;宗教と無宗教の間)
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