出版社内容情報
王貞治、江夏豊、江川卓、落合博満、清原和博……超一流の野球人の懐に飛び込み、本音を引き出し、記事を紡いできた伝説のスポーツライター・永谷脩氏。Numberに1000本以上寄稿してきた記事の中から厳選に厳選を重ね、セレクトされた珠玉の53篇です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムトモ
41
昭和の終わりから平成を通してのプロ野球選手たちのお話。今のプロ野球よりずっと野球が面白かった時代の裏話⚾️現在解説者や指導者達の現役時代のネタですからオールドファンはマストですよーもちろん今のファンの方もね👍 (ノ-_-)ノ~┻━┻令和元年優勝チーム🏆はどこじゃろねー横浜でありますように🙏2019/04/03
しーふぉ
15
王さんの「テングにならないような選手はダメだよ。テングになって鼻をへし折られ、またテングになって折られる。そうやって力をつけていく」という言葉が気に入った。へし折ってくれるライバルの存在が必要ですね。2017/07/01
anken99
5
非常に読み応えがある一冊。ナンバーで長く活躍してきた名ライター、永谷脩さんの珠玉の53編。プロ野球、そしてナンバーを貪り読んできた自分にとって、時に、ああこれ読んだなあと思いださせてくれ、今読んでもなんら色褪せることのない素晴らしいプロ野球ノンフィクションがそこにある。立ち位置もよし、そして誰よりもプロ野球を愛し、優しい目で見続けてきたことを想像させてくれる。とにかく外れなし、プロ野球ファン、永谷ファンには必携のバイブルではないだろうか。2019/06/26
王天上
4
これだけ選手の素の部分を引き出せるのはすごいな。人間的な魅力があったんでしょうね。2017/05/17
ラムネ
4
読書は楽じゃない。 能動的に言葉を拾い、1行ずつ読み進めることが必要だ。 雑誌「Number」掲載、永谷修の野球コラム選。 随所に足腰の重要性が出てくる。 鍛錬には地道なトレーニングが必要だ。 同じく頑ななプロ野球選手の心を開き、地の言葉を引き出すには、 想像を絶する膨大な時間と信頼の積み重ねが必要なのだろう。2016/09/01