感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
48
文藝春秋の特集の「昭和の○○人」シリーズが大好きである。まとまったムック、「昭和100年の100人スタア篇」。シリーズファンにはたまらない。誰かに対して誰かが書く。親子、夫婦、師匠と弟子。力道山へアントニオ猪木。わたしも知らなかったが師匠の出自、それからの訪問があの北朝鮮でのプロレスに。逆にジャイアント馬場から三沢光晴への「嘘はついちゃいけない」馬場の生き様か。また落語から。柳家小三治と三三。お互いに師匠には噺を1回しか聞いてもらってない。三三が学んだのは、「噺家としての生き方や矜持」と。凄い話ばかりだ。2025/04/03
藤瀬こうたろー
26
猪木派の私にとっては、力道山と馬場があってなんで猪木が無いんだって思いました(力道山の証言者として載ってたけど)。それにしても、美空ひばり、石原裕次郎…もうだいぶ歴史上の人物みたいになりつつあるなあ。長嶋茂雄だって今のZ世代にとってはそうだろうし、そう考えるとほんともう昭和って遠い。個人的には、美空ひばりがタクシーの中で歌った話とか美空ひばりを載せた霊柩車をすれ違うトラックの運ちゃんたちがみんな片手で拝んでた話、谷啓の太っ腹な飯奢りエピソードが印象に残った。昭和のこういういい面は残したいよねー。2025/06/15
スプリント
8
昭和のスターたちの関係者が語る知られざる素顔。2025/03/28
ライアン
6
林家彦六師匠の牛丼(あまり美味しそうにみえない)や長嶋さん夫人の手料理など食べ物の話が心に残った。エンタツアチャコ、いとしこいしとか面白かった。人選が謎だったりするが。2025/02/22
ともぞー
2
ほとんどの方を知っていた。懐かしいねえ。当人もだけど、その人への文章を書いている人も懐かしい。そして、既に亡くなっているスターに贈る文章を書いている人たちも多くがすでに鬼籍に入っていることを知るにつけ、時が流れたことが身に染みた。 それにしても知りませんでした、お染ブラザーズ、兄弟仲が悪かったなんて。2025/05/26