新☆ハヤカワ・SF・シリーズ<br> 宇宙の春

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新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
宇宙の春

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  • サイズ 新書判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784153350526
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

いま宇宙は真冬であり、わたしは宇宙最後かもしれない星に向かっている――宇宙を漂う放浪者がその滅びゆく美しさを想う表題作など10篇を収録。『三体』などの中国SF翻訳者・紹介者としても活躍する短篇の名手ケン・リュウが贈る日本オリジナル短篇集第4弾

内容説明

わたしは秋に生まれた。いま、宇宙は真冬だ―死に絶え、そしてまた生まれ変わる宇宙の変遷を四季の変化に見立てて描いた表題作、3人の女性が力を合わせて悪に立ち向かう、『三国志』を大胆に換骨奪胎したシスターフッド×メタモルフォーゼ冒険譚「灰色の兎、深紅の牝馬、漆黒の豹」、過去を覗き見ることを可能にした発見がもたらしたものとは…ヒューゴー賞&ネビュラ賞候補作「歴史を終わらせた男―ドキュメンタリー」など、10作品を収録。『三体』翻訳者/中国SF紹介者としても知られる、現代アメリカSFのトップランナー、リュウの魅力が味わえる日本オリジナル短篇集第4弾。

著者等紹介

リュウ,ケン[リュウ,ケン] [Liu,Ken]
1976年中華人民共和国甘粛省生まれ。2011年に発表した短篇「紙の動物園」で、ヒューゴー賞・ネビュラ賞・世界幻想文学大賞という史上初の3冠に輝く。劉慈欣『三体』などの中国SFの翻訳・紹介も積極的におこなっている。アメリカ、マサチューセッツ州在住

古沢嘉通[フルサワヨシミチ]
1958年生。1982年大阪外国語大学デンマーク語科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

216
ケン・リュウは、新作中心に読んでいる作家です。日本向け短編集第四弾、内容はバラエティに富んでいます。オススメは、『マクスウェルの悪魔』&『古生代で老後を過ごしましょう』&『歴史を終わらせた男ードキュメンタリー』です。 http://www.webdoku.jp/newshz/maki/2021/03/23/150915.html2021/05/16

absinthe

191
『灰色の兎…』はRPG的な物語で特に目を惹いた。登場する顕現は干支なのか?日本型アニメ作品を彷彿とさせる。『ブックセイヴァ』読み手が勝手に好きな形に再編集するプラグイン、覚悟のない表現規制の恐怖を描く。ネット小説のくだらなさと底知れぬ力を感じさせる。『歴史を終わらせた男』ネット掲示板のように意見のモザイクとするドキュメンタリ的手法が面白い。読む人が読むと頭から湯気が昇るかもしれないが、中国人が書いたと思えば許容範囲か。表題作は寂しいけど未来を感じる。春節に賑わう中華街のようなものが終始頭をよぎった。2021/05/19

keroppi

86
「紙の動物園」から読むようになったケン・リュウの日本オリジナル短編集第4弾。いつもながら、その豊かな想像力、発想力に引き込まれてしまうのだが、今巻では「歴史を終わらせた男」に驚いた。訳者も、傑作であるが政治的な色眼鏡で見られる可能性を懸念して、今まで収録してこなかったらしい。日本の731部隊を扱っているのだ。その残虐行為を巡る日本はじめ世界の対応を描写しながら、タイムトラベルでその事実を見れるようになった時、何が起きるのか。戦争の悲劇と、国家と個人と、歴史の記憶を、こういう風に描いてみせるとは。2021/11/07

アナーキー靴下

86
読みたかったケン・リュウ、図書館の新刊コーナーで見つけたこの本が初読となった。短篇10作品収録。根幹に深いテーマを持たせつつ、豊富なアイデアと登場人物のビビッドな心情で彩り描き出す物語は手塚治虫作品のような印象。何より、読者を楽しませたいというエンターテイナーの雰囲気がある。表題作、広大な宇宙で偶然中国人と出会ったならどれだけ嬉しいだろう。「灰色の兎、深紅の牝馬、漆黒の豹」のラストは身震いがするほど興奮する。随所に中国好きになるサブリミナルが仕込まれているのか、ケン・リュウも好きになった(←アメリカ人)。2021/06/26

Panzer Leader

78
デビュー作から打ちのめされたケン・リュウのバラエティーに富んだSF短編集。ただ名編集者の腕の冴えを見せた中国SFアンソロジー、その他の中国SF作家の傑作群を読んでしまうとちょっと満足感は低め、ハードルを高めすぎてしまったか。2021/11/29

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