内容説明
テンプル騎士団、薔薇十字団からフリーメイソンリー、三合会まで、時代を超えて強固に守られてきた組織の歴史や概要、信条、儀式の数々を詳解。
目次
1 秘密の世界(秘密結社の特徴;秘密結社のルーツ)
2 宗教、秘儀、そしてオカルト結社(テンプル騎士団と新テンプル騎士団;薔薇十字運動;フリーメイソンリー;オカルト秘密結社;オプス・デイ;シオン修道会とレンヌの謎)
3 政治結社と犯罪結社(アサシン(暗殺教団)
イルミナティ
新世界秩序のエリートたち
イタリアのフリーメイソンリープロパガンダ・デュー
闇の同胞愛とマフィア
三合会と堂)
著者等紹介
レヴィ,ジョエル[レヴィ,ジョエル][Levy,Joel]
ロンドン在住のジャーナリスト、作家。歴史・科学・超常現象に関する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫羊
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古今東西、秘密結社といわれるものの多さに驚いた。人間、とりわけ男の人には、秘密結社的な世界を必要とする性があるのかもしれない。女の私から見ると、どうにも痛々しい。まあ、そのおかげで歴史が動いてきたのだろうと、男の持つエネルギーに敬服もするのだ。ドストエフスキーかトルストイの小説に、根強い劣等感を持つ男が自分を取り巻く世界が一変することを期待してフリーメーソンに入会したものの、結局は昨日までと同じ日常が続いていくだけだと気づき大いに失望する、というエピソードがあったのを思い出した。2013/08/21