新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
七人のイヴ〈1〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784153350380
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

突如、月が七つに分裂した! 未曽有の危機に人類は宇宙に活路を求め、「箱舟」がつくられることになるが……。破滅パニックSF大作突如、月が七つに分裂した! そのかけらが二年後には地球に落下し、数千年つづく灼熱地獄となると判明する。人類生き残りのため宇宙に活路を求め、宇宙ステーションを核とした箱舟がつくられることになるが――人類の未来を俯瞰する近未来宇宙開発ハードSF

ニール・スティーヴンスン[スティーヴンスン ニール]
著・文・その他

日暮 雅通[ヒグラシ マサミチ]
翻訳

内容説明

突如、月が七つに分裂した!原因は不明だったが、その月のかけらがやがて指数関数的に衝突を繰り返し、二年後には無数の隕石となって地球に落ちると判明する。その結果、数千年続く灼熱地獄“ハード・レイン”が起こり、地球上のすべてが不毛の地となるだろう、と。人類という種を残すため人々は宇宙に活路を求め、各国政府が協調して、国際宇宙ステーションを核とした「宇宙の箱舟」をつくることになるが…。新作が次々とベストセラーリスト入りする、アメリカ・エンターテインメント界を代表する作家ニール・スティーヴンスンの、人類の未来を俯瞰する破滅パニック大作、開幕!

著者等紹介

スティーヴンスン,ニール[スティーヴンスン,ニール] [Stephenson,Neal]
1959年、アメリカ・メリーランド州生まれ。ボストン大学で物理学と地理学を専攻する。1984年、長篇The Big Uでデビュー。長篇第3作の『スノウ・クラッシュ』(1992)が全米各紙誌で絶賛された。以降、『ダイヤモンド・エイジ』(1995)でヒューゴー賞とローカス賞、『クリプトノミコン』(1999)でローカス賞など、各賞を受賞。ジャンルを超越した人気作家のひとりとなった。シアトル在住

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生、青山学院大学理工学部卒。英米文芸・ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

25
 う~ん、どうなんだろう。面白くないわけではないが、単に僕にマッチしない?(確か?)3分割したのが仇になった?あまりに淡々としている?ドラマチックじゃない?登場人物はそれぞれになかなか魅力的なんだけど、月がバラバラにって、なんかもっと大変なことなんじゃないか。もちろん、その辺の理由付けもしてあるんだけど。緊急事態という感じがしないような。続きはどうするか?2018/08/02

羊山羊

21
月が突然分裂し、地球の崩壊が避けられなくなった中、人類は地球環境を後世に残すため、宇宙ステーションを基盤とした巨大なプラットフォームの建築に乗り出す! という壮大なSF。ガジェットの配置が細部まで凝っていて成程感嘆といった風の1冊。一方、地球が滅びるという割にはえらく淡々と話が進む。自分と相性が合わなかったのだろう、あまり面白みを感じなかった。こんな調子であと2巻、読めるのか自分のことながら少し不安である。2018/10/25

tom

20
月が七つに分解してしまった。分解したそれぞれがぶつかり合って、果てには粉々になる。粉々になったかたまりは、地球に落ちてきて、計算上は2年後に地球は破滅。そこから、どうやって人類は生き延びるのかという設定の物語。1巻はまだまだ前ぶり。たぶん、これから面白くなるはず。楽しめるだろうと思って、2巻目を図書館に注文。 2018/10/09

ヘラジカ

18
ここ最近SF小説をそこそこ読んでいるけど、やっぱりハードSFだけは合わないということを確信した。そもそもハードSFかどうか知らないで"破滅もの"として読み始めたわけだが自分が黙示文学に求めるものは皆無と言っても良い。くだくだしい技術とギミックの説明だけに終始していて、人間描写はおろか物語性もほとんど無いに等しいのだ。ほぼ全て宇宙ステーション内で進行するため、崩壊を前にした人類の動向といったものも全く描かれていない。要するに理論だけの作品。三部作とのことだが1巻でギブアップかもしれない。2018/06/20

ヒダン

16
月が7つに分裂し、破片が地球に降り注ぐことが発覚する。猶予は24ヶ月、その間に宇宙ステーションを拡充し、衛星版ノアの方舟計画を遂行できるか。まとまった時間がとれなかったからか、ハヤカワの文庫じゃない2段組になれてないからか、カタカナが多くて読みづらいなという思いが最後まで拭えないまま一冊目が終わった。池上彰の科学者版みたいな人がフォーカスされるんだけど、いまいちこの人に自分が乗り切れていないなという感じ。最後まで読まないと面白いかどうかわからないが、最後まで読めない気がする。2018/09/18

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