出版社内容情報
人類が〈光の騎士〉に守られていた時代は遙か遠く、今は伝説の武器だけが残された石と嵐の世界ロシャルを舞台に、数奇な運命に翻弄される人々の姿を、重厚かつ華麗に描くファンタジイ巨篇登場!
内容説明
何千年ものあいだ、石と嵐の世界ロシャルは全能神から遣わされた十人の使徒により守られてきた。だがその彼らも“無をもたらすもの”との終わりなき戦いに力つき、あとには人類を見捨てた“光の騎士”伝説と、破片剣と破片鎧という武器だけが残された。そして4500年後…アレスカル国とパルシェンディとの同盟締結を祝う宴の夜、サージ結束者にして破片剣の使い手“白き暗殺者”によって国王ガヴィラルが弑されてのち、ロシャル全土は血で血を洗う新たなる激動の時代に突入した!ホイットニー賞、デイヴィッド・ゲメル・レジェンド賞に輝く、壮大なスケールのファンタジイ絵巻、開幕!
著者等紹介
サンダースン,ブランドン[サンダースン,ブランドン] [Sanderson,Brandon]
1975年、ネブラスカ州リンカーンの生まれ。2005年に『エラントリス 鎖された都の物語』でデビュー
川野靖子[カワノヤスコ]
熊本大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
29
主人公はカラディンという元兵士。このキャラクターを中心に物語は動くのだが、それとは別にシャラン、ダリナルという2人の主要キャラもこの物語に加わる。この3人がどのように重なっていくのか。1巻目を三冊に分冊したうちの1巻目であるため、序盤も序盤である。とりあえず2巻、3巻でどう展開していくのかその展開に乗るしかない!2018/07/01
りー
21
新書サイズ、二段組、約500頁…重い!のに、まだ序章(^^;。この作者さん、お話の始めに主人公がドン底にいるところが多いのですが、今回の4人の主人公のうち、メインのカラディンは、戦争が常態化している国で戦奴に落とされています。しかも、丸腰で谷間に橋をかけに突撃する「ブリッジマン」。一回の戦闘で半分が死んで入れ換えられる、使い捨て部隊。世界観をなんとなく呑み込んだところで終わりました。マジか!?でも、面白くなることが分かっているので、大人しく続きを読みます。とんだ異世界トリップです(@_@)。2021/04/25
わたなべよしお
18
気になっていたので、③が出て完結したところで読み始めました。期待に違わぬ面白さです。と言っても、勝手に3分割されちゃったけど、ホントは1冊の物語なので①はまだまだ序章という感じです。2015/06/11
宇宙猫
17
読んでる途中で放置しちゃったのかも?2015/07/30
あちこ
16
壮大な物語のまだまだ序章。「ミストボーン」は砂の世界だったが、今度は嵐の世界。視点人物は謎の暗殺者スゼス、外科医の息子で元兵士・現奴隷のカラディン、幻覚に悩まされる名将ダリナルと、父親への尊敬とその父親が苦しめられている幻覚への猜疑に惑うダリナルの息子アドリン、家の没落を食い止めるためとある謀略を持って高貴な女性の弟子になろうとする少女シャラン。とにかくカラディンの置かれている状況が過酷すぎて読むのが辛いけど、その分面白くてページを捲る手が止まらない。どうか最後まで翻訳されますように……!2018/09/26
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