内容説明
いまや手書きで手紙を書く機会はめっきり減ってしまったが、そんな時代だからこそ時宜を得た一筆は「最強のビジネスツール」になる。仕事のフォローアップに、しばらくご無沙汰の人に、転職・退職する人に、新聞や雑誌の記事にメモを添えて、もしくは前回会った時の写真にカードをつけて。アメリカのエグゼクティブたちが愛読するロングセラー。
目次
第１章 「現代ビジネスマンこそ手紙」のワケ
第２章 一筆メッセージの効果をアップする道具選び
第３章 何を書いたらいい？
第４章 フォローアップに役立つ一筆メッセージ
第５章 ご無沙汰の人に
第６章 昇進や受賞を祝う
第７章 退職する人に
第８章 誕生日、結婚、出産祝い
第９章 お見舞い
第１０章 おくやみ
第１１章 プレゼントのお礼
第１２章 Ｅメールの賢い使いかた
著者等紹介
アイザックス，フローレンス［アイザックス，フローレンス］［Ｉｓａａｃｓ，Ｆｌｏｒｅｎｃｅ］
米国ジャーナリスト作家協会の元会長。ビジネスにおける人間関係、コミュニケーションの専門家として日々多くの講演を行ない、９冊の著書がある。多くの女性誌にも寄稿している。ニューヨーク州ブルックリン生まれ、マンハッタン在住
鈴木淑美［スズキトシミ］
翻訳家。上智大学外国語学部英語学科卒業後、日本経済新聞社記者を経て、慶應義塾大学大学院アメリカ文学博士課程修了。大学講師などを務め、現在にいたる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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のり
5
手書きの一筆メッセージは最強のビジネスツール。成功のカギ。重要な相手との結びつきを強める。人脈は一筆メッセージがもたらした結果といっても過言ではない。お礼やお悔やみ、仕事のメッセージまで使える例がたくさん載っていました。今まではお礼の品物などを人へ手渡しするときは、メッセージを添えてはいませんでしたが、今後は何か一筆付け加えようと思いました。2016/01/05
ケルトリ
2
今までこういうものはくだらないと思っていたが、案外こういうものの積み重ねが人の関係で働いてくるのかもしれないと感じた。ちょっとやってみようと思った。2019/05/21
島耕 作太郎
0
仕事は、人脈に左右されると思っているので、この本は勉強になった。人脈は、会っただけで放っておいたのでは、細くなっていく。連絡を入れて、関係（パイプ）を強化しておく必要があるが、その人物に焦点を当てた一筆メッセージは、他が刺激しない感覚を攻め、人の心を動かす。腰を下ろして、一筆書くというのは手間がかかる。それでも皆が実践するのは、明確な効果が期待できるからで、敬意を持って接していれば、相手もここ一番で骨を折ってくれる。早速、講座の講師に一筆礼状を書いてみようと思う。2013/09/09
花川戸助六
0
「これでお客の心を鷲掴み」に、出来たらイイですね。2011/02/26
えーてる
0
海の向こうではメッセージカード文化が昔からあるけど、電子メールの時代になっていろいろ変わってきたんだろうな。だからこんなふうにオーソドックスな方法が重宝がられるのだろう。日本にも古来より一筆箋というすばらしい仕組みがある。たまにしか使ってなかったけど、もっと意図的に活用してみよう。2010/03/24
