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内容説明
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本書では主に、光を光線として扱う幾何光学と呼ばれる分野を解説し、特にレンズの働きを明らかにします。光学機器として、現代において大活躍しているカメラやメガネ、そして望遠鏡、顕微鏡、それらのレンズに関する物理を基礎から解説していきます。高校数学の知識を身に着けていれば、現代光学の知識をひとつひとつ確実に理解していくことができます。定評のある「高校数学でわかる」シリーズの記念すべき10作目!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
16
光学入門書。高校数学という事で、微分積分あたりまでは普通に出てきます。でも、理系ならこれぐらいならそれほど苦労はしないかな?個人的には、カメラのF値とか、レンズのNAとか、見た事はあるけどあまりよく分かっていなかったものの説明もあって、なるほど...という感じでした。2016/10/08
kaizen@名古屋de朝活読書会
14
#感想歌 レンズ・カメラ光学基本フェルマーら数式展開プログラム欲し2017/12/17
まえぞう
12
シリーズの他の巻とは異なり、数式の解析的な話より図解が多いように思います。その分理解しやすいですが、煩雑です。これで7巻すべて読みましだか、シュレジンガー方程式が一番印象に残りました。2020/04/19
オザマチ
12
あいかわらず分かりやすい説明だけど、幾何光学は紙とペン無しでは流石に難しい。2017/04/12
OjohmbonX
5
バラバラに持ってた光学の知識を整理・統合したいと思って、ちょうどその望みに沿った本。例えば開口絞りを絞ると被写界深度が深くなる機序を幾何光学で説明してくれたり、電磁気学(マクスウェルの方程式)の境界条件から反射の法則、スネルの法則、偏光その他が導けることや、ザイデルの5収差の導出過程の概要(概念的な光学モデルから数式に落とし込んで、その一部の項が該当するという流れ)を見せてくれて、そのレベルをコンパクトに新書一冊にまとめてくれるありがたい本だよ。どういう近似で成立するのか制約条件を示してくれるのが嬉しい。2017/04/22