内容説明
ぼくはトバイアス。アニモーフの制限時間を越えてしまって、いまも人間にもどれないままだ。ある日、ぼくは空で奇妙な気配を感じた。イェルクの宇宙船だ!これを破壊しようと、ぼくらは作戦を立てた。ぼくもタカの体と人間の頭脳を生かして、仲間とともに戦いに挑む!ますます好調のシリーズ第3作。
著者等紹介
アップルゲイト,K.A.[アップルゲイト,K.A.][Applegate,K.A.]
1956年、アメリカのミシガン州に生まれる。子どものころから動物が好きで、一時は獣医を志し、高校時代には動物病院でアルバイトをするが、やがて作家をめざすようになる。さまざまな職を経験した後、1996年に『アニモーフ』シリーズを書きはじめ、アメリカの子どもたちのあいだに一大旋風を巻き起こした。絵本から大人向けの小説まで、幅広く活躍している
石田理恵[イシダリエ]
上智大学文学部心理学科卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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Gemi
10
3巻目。今回の主役はトバイアス。アニモーフ5人の中ではちょっと気の弱い男の子。そしてイェルクとの戦いで1巻から既にアニモーフの時間制限のルールを破ってしまい、タカの姿から人間に戻れなくなった。そんな彼が主人公の今回はより一層動物よりの物語に仕上がっている。人間である事を忘れたくてタカの気持ちを優先してみたり。あとがきにあったように、実際は存在しないものや起こり得ないことを思い描くイメージは人によって異なる。その想像したものに正解も不正解もないから。もっと大胆に自由に想像力を駆使して読もう。次回は海が舞台。2016/02/07
★しゅう★
2
うちゅせんでか~
kiji
2
今回はちょっと都合よく行き過ぎでしょうか。ところでトバイアスの苦悩は五人の中でも切実です。日本のジュニアノベルで彼のような境遇はまずないでしょう、さすがアメリカと思います2012/10/01