出版社内容情報
ロールズが示した「自由と平等を両立させる原理」こそ、社会を立て直す鍵になる。職場の権力構造の可視化と民主化、教育格差を拡げる私立校の廃止、ユニヴァーサル・ベーシックインカムの導入――不公平な現代への、リベラリズムに基づく新たな社会契約の提言
【目次】
内容説明
私立学校を廃止し、ユニヴァーサル・ベーシック・インカムを実施せよ。英政府のアドバイザーも務める若き経済学者が、ジョン・ロールズの正義論から導き出す新たな社会像!
目次
第一部(公正とは何か;新たな社会契約;ロールズとその批判者)
第二部(自由;民主主義;機会の平等;共有される繁栄;職場の民主主義)
結論
著者等紹介
チャンドラー,ダニエル[チャンドラー,ダニエル] [Chandler,Daniel]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)を拠点とする経済学者にして哲学者であり、同校で「結束資本主義プログラム」の研究部長を務めている。ケンブリッジ大学とLSEで経済学、哲学、歴史学の学位を取得。ヘンリー・フェローシップを受けてハーバード大学で学び、アマルティア・センに師事した。イギリス政府では首相戦略ユニットおよび副首相府の政策アドバイザーとして、また、レゾリューション財団や財政研究所などのシンクタンクでは研究者として働いている
鬼澤忍[オニザワシノブ]
翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒業、埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
26
公正とは何かという難問に挑んだ20世紀を代表する政治哲学者ジョン・ロールズの正義論の核心を解説して社会実装を構想する1冊。ロールズの「無知のヴェール」「格差原理」などの核心を解説して、現実の政策として国際炭素税、ユニバーサル・ベーシック・インカム、私立学校廃止、職場の民主化などを提案しながらいかに自由と平等を両立させるか、抽象的な理想を現実感覚で実現へ落とし込んでいて、その提案には格差是正だけでなく人間の尊厳を守る視点が感じられ。持続可能性と世代間正義を織り交ぜて、共有された繁栄を目指す視点は大事ですね。2026/03/08
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