出版社内容情報
少年探偵・夢幻魔実也は、悪魔的な博士のとんでもない狂気の発明の尻拭いで、事件に挑むはめに! 怪力のアルカードや万能ロボのアガサ2とともに難事に立ち向かう。青年版・魔実也のダーティさと少年版・魔実也のユーモアが融合した、待望のシリーズ最新刊!
【目次】
1 ~ 1件/全1件
- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
17
まさか令和の世にスチャラカ版夢幻紳士が読めるとは!この自由さとドタバタさとちょっと良い話(アーカード良かったね!)の詰め合わせ、この独特の間のギャグは高橋先生ならではなのだなあ。個人的な趣味は青年魔実也氏の怪奇な作品の方なのですが、それでもやっぱりこのマミくんも好きです。先生にはこの調子で描き続けて頂きたいな。2025/12/16
hiro6636
8
ギャグ寄りの夢幻魔実也少年と存在がギャグのいかれた博士たちが織り成すちょっと狂った話。あとがき曰く真面目に読まない方がいい漫画。 振り回されつつも超常の魔実也少年が好みでした。2025/11/23
niz001
7
連載既読。嗚呼、久方ぶり、本当に久方ぶりのスチャラカ編の夢幻魔実也じゃないか。「夢幻紳士」とのファーストコンタクトが少年キャプテンだった自分的には嬉しいったらありゃしない。三羽烏の残り一人は老博士だと思ったんだが違った。よく考えると旧作のキャラはほとんど近作には出てないんよね。2025/11/27
KDS
6
「夢幻紳士」最新刊。「猟奇篇」ということなのでエログロスプラッタのドギツイものを想像していたのだが、表紙を見て「あれ?」となる。これは…このところずっと続いていた「怪奇篇」のクールでシリアスな夢幻魔実也ではなく、懐かしの「冒険篇」の頃の少年探偵夢幻魔実也ではないか!このキャラで登場するとシリアスさはどこへやらのはちゃめちゃなドタバタ喜劇になってしまう。起こる事件は確かに猟奇的で首取り殺人やら空飛ぶ生首やらがてんこ盛りなのだが、絵柄がとてもマイルドでグロさを抑えた「綺麗」な画面。たまにはこういうのもいいか。2025/11/22
Mark.jr
5
夢幻紳士の新作主人公は、まさかの少年魔実也。冒険活劇篇を最後に登場はおおよそ40年ぶりぐらいですが、完全な別個体。よって福音温子や夢幻狂四郎の出番もなし。でも、ノルマの如く女装はする。あとがきで、このマミヤくんは最初期をモデルに後の冒険篇と怪奇篇の粉末をまぶして、ややマイルドに仕上げたと述べてますが、それはそのまま本書の話の内容にも当てはまります。スチャラカなノリながら、乱歩的アングラ感もあり、まさに"猟奇篇"といった感じです。同じくあとがきにある、「天真爛漫」は最強という言葉を体現したような一冊です。2025/12/16




