抹殺ゴスゴッズ

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抹殺ゴスゴッズ

  • 飛鳥部 勝則【著】
  • 価格 ¥3,630(本体¥3,300)
  • 早川書房(2025/08発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 656p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152104526
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ゴッドが好きな高校生の詩郎が出逢った、自分が空想で創ったはずの神の正体とは……? 地元の名士が殺害され、脅迫していたという謎の怪人・蠱毒王とは何者か……? 二つの迷宮的な事件が複雑怪奇に絡み合い、恐ろしいカタストロフィが待ち受ける本格超大作!


【目次】

内容説明

あの頃、僕は神を愛していた―令和のその日、高校生の詩郎は、粘着的に愛を告白してきた桜が荒くれ者どもに暴行されるのを目撃した。助けに入るも詩郎もリンチを受けて死を覚悟した時、自らが空想で創った神、「怪神」が出現。病院で目覚めた詩郎は、桜が狙われたのは「人が殺された瞬間を見た」のが原因ではないかと聞き…。あの頃、蠱毒王は蠢いていた―平成のある日、高校生の正也は、地元名士の元医者が脅迫状を受け取ったのを知る。4月1日に死が訪れるというのだ。その日、金山の迷路的な坑道を観光用に整えた施設が完成。式典が開催されるが、突如「怪人」の声が鳴り響き、見世物の人形に見立てた死体が…。二つの迷宮的な事件の裏に人知を超えた恐るべき存在が!?めくるめく複雑怪奇なカタストロフィに酩酊させられる、特濃本格ミステリ。

著者等紹介

飛鳥部勝則[アスカベカツノリ]
1964年新潟県生まれ。新潟大学大学院教育学研究科修了。1998年『殉教カテリナ車輪』で第9回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。唯一無二の本格ミステリやホラーの意欲作を多数発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

521
飛鳥部勝則が帰ってきた。干されていたのかやる気なくしていたのか判然としないが、余りに長い不在期間を終え、十五年の空白などなかったかのような、前時代的なレンガ本に、あんた今いくつだよと思わず突っ込み入れたくなるような厨二要素をふんだんに詰め込んで、奇人変人だらけの宴にも関わらず、何故か終わり方だけ異様に美しいという、唯一無二の飛鳥部ワールドがここに極まっている。平成編は序盤退屈だし、もう一つのトレードマークともいえる微妙な物理トリックは今回なし。ただ犯人の設定とラストのツイストは新機軸といえるのではないか。2025/09/14

buchipanda3

99
「昼の日中に夜が出現する時、怪神が真に顕現する」。著者15年ぶりの長篇、600頁越えの大作。予想はしていたが前半は怪奇ごりごりだが展開がゆるい感じ、後半はその異形で異端なロマンティシズムにぐわっと呑み込まれて一気にエンディングへと果てた。最後の場面はそれまでの全てを洗い流すかのよう。謎解きとしても異様な不可能犯罪と異能を巧みに連ねて演出する。まさに怪奇愛、ミステリ愛。平成の怪人と令和の怪神だがやはり昭和の怪人の名残を感じ取る。「毒のない遊びなど何になろう」、怪人が生き延びていられた時代はもう戻らないのか。2025/09/14

yukaring

74
奇々怪々で破天荒、エロもグロも満載の飛鳥部さんらしさ炸裂の怪作。神を愛する少年 詩郞が暴力で蹂躙された時に友人の木槍と作った空想の神「怪神コドクオ」が顕現。そして詩郞の父 正也が若かりし時に遭遇した事件では「怪人蠱毒王」が暗躍していた…。詩郞の事件と過去の正也の事件、平成と令和の殺人事件が交互に描かれる。名士に届く脅迫状や迷路的な坑道と密室、謎の芸術家と魅力的なガジェットにとにかく惹きこまれる。トリッキーな罠と伏線につぐ伏線、そして複雑怪奇に絡み合う事件の謎解きからの衝撃のラスト。読み応えありの本格大作。2025/10/20

nobby

65
ゴスゴッズ?まず遭遇するのは聞き慣れず意味不明なカタカナへの違和感…ゴス=GOTH→流行りあるいは美術概念のゴシック、ゴッズ=GODS→唯一絶対神ゴッドではなく悪魔は何人いるか不明。そんな考察から突如として現れる令和・怪神コドクオと世代を超えて語られる平成・怪人蠱毒王。訳も分からぬ怒濤の怪奇に続いてやって来るのは密室での殺人に消失劇!本格ミステリ堪能と思いきや、グロさ極まるバイオレンスにエロさ満載の猥褻も押し寄せる!曰く付きな面々が怪しく特異なキャラのまま、最後に何と狭い中で結び付いていくのには拍手喝采!2025/10/30

雪紫

61
「飛鳥部さん。飛鳥部さんが特濃だぁ!!」最近の彼特有のあれが出て来ないからおとなしめかな、と思いきや・・・(感覚麻痺)やっぱり飛鳥部さんでした。父と息子、それぞれの高校時代を彩る青春と惨劇。ネジが飛んだキャラ達と不思議な親友。この構成だと期待されるものをストレートに出されながらもそれでも驚きを隠せない。あまりに話が濃過ぎて再読しても伏線見落としちゃうよ・・・。「探偵小説」の怪人を愛するものに対する最高のプレゼント(言う程怪人読んでないが)。令和の「堕天使拷問刑」はやはり御本人の手で創造された。2025/08/26

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