出版社内容情報
ゴッドが好きな高校生の詩郎が出逢った、自分が空想で創ったはずの神の正体とは……? 地元の名士が殺害され、脅迫していたという謎の怪人・蠱毒王とは何者か……? 二つの迷宮的な事件が複雑怪奇に絡み合い、恐ろしいカタストロフィが待ち受ける本格超大作!
【目次】
内容説明
あの頃、僕は神を愛していた―令和のその日、高校生の詩郎は、粘着的に愛を告白してきた桜が荒くれ者どもに暴行されるのを目撃した。助けに入るも詩郎もリンチを受けて死を覚悟した時、自らが空想で創った神、「怪神」が出現。病院で目覚めた詩郎は、桜が狙われたのは「人が殺された瞬間を見た」のが原因ではないかと聞き…。あの頃、蠱毒王は蠢いていた―平成のある日、高校生の正也は、地元名士の元医者が脅迫状を受け取ったのを知る。4月1日に死が訪れるというのだ。その日、金山の迷路的な坑道を観光用に整えた施設が完成。式典が開催されるが、突如「怪人」の声が鳴り響き、見世物の人形に見立てた死体が…。二つの迷宮的な事件の裏に人知を超えた恐るべき存在が!?めくるめく複雑怪奇なカタストロフィに酩酊させられる、特濃本格ミステリ。
著者等紹介
飛鳥部勝則[アスカベカツノリ]
1964年新潟県生まれ。新潟大学大学院教育学研究科修了。1998年『殉教カテリナ車輪』で第9回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。唯一無二の本格ミステリやホラーの意欲作を多数発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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buchipanda3
yukaring
nobby
雪紫
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