戦後の「タブー」を清算するドイツ

個数:
  • ポイントキャンペーン

戦後の「タブー」を清算するドイツ

  • 三好 範英【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 亜紀書房(2004/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 50pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750503134
  • NDC分類 302.34
  • Cコード C0030

出版社内容情報

戦後、西ドイツは加害の罪を贖い、経済大国として進む道を選んだが、最近のコソボ空爆、イラク戦争を強行する米国への反発、東欧による敗戦ドイツ人迫害への告発、ユダヤ人問題へのスタンスの変更、移民排斥など、一連の“タブー”を破る動きをレポート。

内容説明

ドイツはフランスと並んでイラク戦争反対を押し通した。「過ぎ去らない過去」に縛りつけられ、「国益」を口にできなかったドイツは、いま新たな局面へと踏み出し始めている。米国と協力関係を築くケースも含みながら軍事貢献を拡大する一方、外交に時として反米、反戦の傾向も反映する。一見矛盾する行動のようだが、ドイツが、いままでの「過去」のしがらみから解放され、外交・軍事のフリーハンドを徐々に獲得する姿だといえよう。それを後押ししているのは、ドイツ国内における外国人問題での、歴史認識での、あるいは戦後補償問題での「戦後」からの離陸である。

目次

序章 「戦後」の終焉
第1章 移民政策の隘路
第2章 「過去の呪縛」から解き放たれて
第3章 ドイツ統一の「負の遺産」
第4章 「人道介入」するドイツ軍
終章 「普通化」の次に来るもの

著者等紹介

三好範英[ミヨシノリヒデ]
1959年東京都生まれ。82年東京大学教養学科相関社会科学分科卒業。同年読売新聞社入社。前橋支局を経て、88年外報部(現国際部)、90年~93年バンコク支局、プノンペン支局、94年~96年北海道支社、97年~2001年ベルリン支局。現在東京本社国際部勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たけふじ

1
同じ敗戦国であるのに、日独の安全保障に対する態度は全く異なっている。それは地政学的な問題が大きく影響している。それを踏まえて、ドイツのメンタリティが「もう戦争は起こさない」から「もうジェノサイドは起こさない」、そして「冷徹に国益によって動く」普通の国になっていく。従来日本はアメリカの傘の下で庇護下にあったが、それが取り払われかねない今、「もう戦争は起こさない」というテーゼから変化が起きるのだろうか。(一般的な意味での)「現実主義」路線を取るかどうかは自国がその状況に陥ってからでないと難しいのかもしれない。2016/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1742846
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品