一億年のテレスコープ

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一億年のテレスコープ

  • 春暮 康一【著】
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  • 早川書房(2024/08発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152103581
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【望/のぞむ】は高校天文部の友人の【新/あらた】、大学の研究者仲間の【縁/ゆかり】と、太陽系規模の電波望遠鏡による掃天観測計画を夢想する。それは、後に人類が銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がる第一歩だった。ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する傑作宇宙探査SF!

内容説明

子どもの頃から星空に魅了されてきた鮎沢望は、高校の天文部で天体観測に夢中になり、大学では電波天文学を専攻した。やがて望は、太陽系規模の電波望遠鏡を実現するための、独自の超長基線電波干渉計ネットワークのアイデアを夢想するようになる。天文部時代からの友人の千塚新、大学の研究者仲間の八代縁という夢を共有する仲間を得た望は、三人で計画の実現を検討し始めた。それは、望、新、縁ら人類が、銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がっていく、小さな第一歩であった―ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する、傑作宇宙探査SF!

著者等紹介

春暮康一[ハルクレコウイチ]
1985年生まれ。山梨県甲府市出身。山梨大学大学院物質・生命工学専攻修士課程修了。現在メーカー勤務のエンジニア。2019年、「オーラリメイカー」で第七回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、同名単行本(早川書房)でデビュー。2022年、『法治の獣』(ハヤカワ文庫JA)を刊行。同作はベストSF2022国内篇第一位となる。また、表題作「法治の獣」は、第五四回星雲賞日本短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

167
ファーストコンタクトSFは侵略か友好かを問わず、異星人の地球到来が発端とされてきた。巨額の資金と揺るがぬ意志を費やしてまで、人類が深宇宙に乗り出す状況が想像できなかったのか。それを精神のアップロード化による事実上の不老不死という革命的技術で、銀河系の隅々まで探査の手を広げられることになったとの設定が素晴らしい。若き日に宇宙に飛び出したい夢を共有した3人が、1億年の時間をかけて諦めなかった夢を実現する異星人との出会いの旅は青春ロードノベルの色彩を帯びる。常に前だけを見続けたスケールの大きさには感嘆しかない。2024/09/19

absinthe

138
良かったなぁ。ドラマを盛り上げようとせず淡々と進むから、万人向けではないと思う。ドラマに重きを置く人にはつまらないかもしれない。SF好きなら喜ぶと思う。人物にフォーカスすると背景の宇宙が見えにくくなってしまう。野原に寝そべって、友と語りながら星空を見上げているようなSF。特にホーガンの『星を継ぐ者』が好きなら相性がいいかも。望遠鏡の話で終わるのかと思ったら、異星人とのコンタクトもあり、少しずつ世界が広がっていく。2025/02/06

hiace9000

137
理系脳全開!超本格SF大作、遂に読了。果てなく壮大な空間と悠久の時間を駆け巡り、やっと現実世界に戻ってきた—まさにそんな感。一定の理系耐性がないと振り落とされそうになるも全脳力で必死にしがみつき読み続けるスリル、想像の先にある新境地へと次から次に連れ出される旅の醍醐味、そして終盤に得られる圧倒的カタルシス。序盤の「アップローディー」の生き方などまだまだ序の口。既存のファーストコンタクトSFの基準を軽々凌駕し、かつて未体験の未来を遠望する。”宇宙に未知は溢れていて到達点などありはしない”は、正に至言なのだ。2024/10/31

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

96
(2025-25)【図書館本-19】第45回日本SF大賞候補作。天文少年だった鮎沢望は、太陽系規模の電波望遠鏡を実現するための超長基線電波干渉計(VLBI)ネットワークを友人の千塚新、八代縁と3人で検討し始める。異星人とのファーストコンタクトを描いたSFだったが、予想とは異なる展開に驚いた。アップローダーとなった彼らが経験する様々な異星人との出会いは現代版「宇宙船ビーグル号の冒険」といった感じか。長い旅路の果てに彼らが出会った最後の知的生命体の正体は?壮大なスケールのSFでした。面白かったです。★★★★2025/02/18

アーちゃん

59
2024年書下ろし。初めての著者。母子が”大始祖”を知るための旅に出る「遠未来」、主人公の鮎沢望が友人二人と宇宙を旅する本編(仮)、宇宙空間を漂う”飛行体”の様子を描いた「遠過去」が一部のセットで全九部。ハードSF。本編の第二部までは学校や居酒屋で”遠くを見るために遠くへ行く”手段としての望遠鏡が、第三部で老いた望がアップロードされ不老となり、同じくアップロードした友人の縁、新と外宇宙を目指し実際に望遠鏡を設置、様々な種族と出会う。難解な個所が多く上手く解説できないが、ラストで全てが繋がるところは凄い。2025/05/22

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