ステイ!―ぼくとシェパードの5カ月の戦い

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ステイ!―ぼくとシェパードの5カ月の戦い

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152103369
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

両親を亡くし、孤独を抱く善治。伯母夫婦に引き取られるが、そこで落伍犬の烙印を押された元警察犬のシェパードに出逢った。善治が散歩に連れてゆくが、犬はなぜか足に体当たりをしてきた! 犬に振り回されていた善治だが、ゆっくりと信頼関係を作ってゆき……

内容説明

善治は幼い頃に両親を失い、優しい伯母夫婦に引き取られるがどこか遠慮がちに生きてきた。自分が来たせいで、従兄の大我は高校卒業後すぐ犬の訓練所に就職したのでは?やがて善治が大学生になると、“落伍犬”の元警察犬のシェパード、アレックスがやってきた。任務の時に足を痛め、引退したという。引き渡し先が決まるまで大我が伯母に預けたのだが―なぜか自分が世話をするはめに。犬嫌いの善治が仕方なく散歩に行くと、リードを引っ張られ、振り回される。アレックスは足が悪いはずなのになぜ普通に歩ける?そこには哀しい理由が…善治はアレックスと一緒に他の飼い主に出逢い、犬への理解を深めてゆく。離れ離れになったフレンチブルドッグと少年の絆、障害物競技に挑むチワワと少女の苦闘。やがて善治はアレックスのおかげで、自身が抱え込んだ過去を乗り越える。

著者等紹介

青谷真未[アオヤマミ]
2012年、「花の魔女」で第2回ポプラ社小説新人賞・特別賞を受賞し、同作を改題した『鹿乃江さんの左手』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

72
幼い頃に両親を亡くし、伯母夫婦に引き取られた善治。自分が来たために10歳歳上の従兄の大我は大学進学をせずに全寮制の犬の訓練士の学校に進んだのではないかと思う日々。大学生になったある日、訓練所を営むようになった大我から元警察犬のシェパード・アレックスを預かることに。とある理由から犬が大の苦手な善治、伯母夫婦には従順なアレックスは善治の言うことを聞いてくれない。犬と大人になりきれない善治がどうやって心を通わせてゆくか?楽しく読めた1冊。青谷真未さん、初読み。2024/09/06

シャコタンブルー

53
激しく吠えながら牙をむき出しにして犬が襲いかかってくる。そんな悪夢を見る善治は過去のトラウマで犬が大嫌いだ。それが元警察犬シェパードのアレックスを世話することになる経緯は巧みな心理描写と相まって無理がない。悲惨な事故で両親を失い、優しい伯母夫婦に育てられた善治の心の闇は深い。いつもどこかで遠慮して本当の家族にはなり切れない思いが強い。だがアレックスが来てから家族での会話や話題も増え次第に日常生活も変わっていく。犬と触れ合うことで素直に生きることの大切さや家族の温かさを知る。優しさ溢れる物語だった。2024/07/30

papako

36
楽しかった!両親を事故で亡くした善治は伯母の家に引き取られる。あるきっかけで犬嫌いになるのに、ドッグトレーナーの従兄の大我から元警察犬のアレックスを任される。アレックスもある問題で警察犬を引退していた。善治とアレックスのやり取りがとても良かった。犬に限らず動物に100%絶対はないよな。犬のしつけは百歩進んで九十九歩戻るようなもの。ほんと、これ忘れがち。千草とキャンディのやり取りを読んでると身につまされた。どんな形であれ、責任持って飼っていかなくては。家族、善治がきちんと居場所を確かめられてよかった。2025/08/16

イケメンつんちゃ

29
青谷真未 ドラフト会議 使命お待ちしております 藤城和明 単行本を読んでみました 飛龍十番勝負 第七十三弾 今回は 青谷真未先生 初体験の先生 図書館のあの段で迷える事は歓喜です 新しさにひかれて 読み始める くー 良いぞ 老若男女 誰の物ではありません 水と油 保守と革新 東の滝沢西の渋谷 分断された四つの島 すべてに歓喜して頂きたい 賢いドーベルマン 頼りない主人公 人生再生のヒステリックブルー ラッシーもプラッシーも ブラッシーも噛む 新時代はこの未来だ 世界中変えてしまえば 変えてしまえば Ado2025/10/23

よっち

26
両親を亡くして優しい伯母夫婦に引き取られたものの、どこか孤独を感じていた善治が、落伍犬の烙印を押された元警察犬のシェパードに出会う青春小説。犬の訓練所に就職していた大我から一時的に預けられた、任務で足を痛めて引退したアレックス。犬嫌いの善治が世話をする羽目になって始まった、振り回されるようになっていく日々。離れたブルドックと少年の絆、障害物競技に挑むチワワとギャルの苦闘にも関わりながら、アレックスと共に過ごす中で自分がずっと抱え込んでいた過去にも向き合って、大切な絆を取り戻していった結末は印象的でしたね。2024/07/23

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