出版社内容情報
ヘイトスピーチ、分断と対立、新たな全体主義……。誰もが表現者になれる一方で「言論の自由」の価値が大きく揺らぐ現代。古代ギリシアから啓蒙主義、反ファシズム、インターネットの時代まで、言論の自由が果たしてきた役割を丹念に追い、その意義を問い直す。
内容説明
絶対善?それとも制限すべき危険物?古代ギリシアの広場で、奴隷制廃止の戦いの場で、ファシズム前夜の欧州で、そしてSNS全盛のネット空間で…「言論の自由」が対峙してきた数々の試練と、その真の輝きを描き出す渾身の力作。
目次
第1章 古代における言論の自由
第2章 中世は暗黒時代ではない―中世イスラム世界とヨーロッパ世界の知の探究と異端審問
第3章 大いなる混乱―ルター、グーテンベルク、宗教改革
第4章 啓蒙主義の種
第5章 啓蒙主義の時代
第6章 自由の防塁を築く
第7章 革命と反動
第8章 静かなる大陸―一九世紀ヨーロッパの言論の自由を巡る闘い
第9章 白人たちの責任―奴隷制、植民地主義、人種間(不)平等
第10章 全体主義の誘惑
第11章 人権の時代―勝利と悲劇
第12章 言論の自由の後退
第13章 インターネットと言論の自由の未来
著者等紹介
ムシャンガマ,ヤコブ[ムシャンガマ,ヤコブ] [Mchangama,Jacob]
シンクタンク「ユースティティア」CEO。ヴァンダービルト大学研究教授。「個人の権利と表現のための財団(FIRE)」シニアフェロー。言論の自由と人権について、エコノミスト、ワシントン・ポスト、BBC、CNN、フォーリン・アフェアーズ、フォーリン・ポリシー、ウォール・ストリート・ジャーナルなどのメディア・専門誌に幅広く寄稿、コメントを行っている。本書が初の著書
夏目大[ナツメダイ]
翻訳家。翻訳学校フェロー・アカデミー講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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buuupuuu
朝ですよね
ほなみ
つっきーよ
tenorsox