超新星紀元―SUPERNOVA ERA

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超新星紀元―SUPERNOVA ERA

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  • サイズ 46判/ページ数 480p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152102546
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

出版社内容情報

1999年末、超新星爆発によって発生した放射線バーストが地球に降り注ぎ、人類に壊滅的な被害をもたらす。一年後に十三歳以上の大人すべてが死にいたることが判明したのだ。"超新星紀元"の地球は子どもたちに託された……! 『三体』劉慈欣の長篇デビュー作

内容説明

時は現代。太陽系から8光年の距離にあるひとつの恒星―“死星”が超新星爆発を起こし、やがて地球に大量の放射線が降り注ぐ。その中に含まれていた未知の高エネルギー宇宙線には、人体細胞の染色体を破壊する致命的な効果があることが判明。生き延びられるのは、染色体に自己修復能力がある若い人類―その時点で12歳以下の子どもたち―だけ。いまから1年後、大人たちはすべて死に絶え、人類文明は14歳未満の子どもたちに託される。子どもしかいない“超新星紀元”の社会は、いったいどうなってしまうのか?大人たちは、残り少ない時間を使って、伝えられるかぎりのことを子どもたちに伝えようとするが…。

著者等紹介

劉慈欣[リュウジキン]
1963年、北京生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。『三体』が、2006年から中国のSF雑誌“科幻世界”に連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。中国のみならず世界的にも評価され、2014年にはケン・リュウ訳の英訳版が刊行された。2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。“三体”三部作(『三体』『三体2 黒暗森林』『三体3 死神永生』(全て早川書房))は、全世界で2900万部以上を売り上げた。今もっとも注目すべき作家のひとりである。本書『超新星紀元』は劉慈欣の長篇デビュー作品。2003年に中国で単行本が刊行された

大森望[オオモリノゾミ]
1961年生、京都大学文学部卒。翻訳家・書評家

光吉さくら[ミツヨシサクラ]
翻訳家

ワンチャイ[ワンチャイ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

159
劉慈欣の最初の長編らしい。彼の著作は全部読むと決めてる人でもない限り、本作はお薦めはしない。超新星爆発の放射線で子供しか生き残れなかった新しい社会。アイデアがどんどん湧いてきて、途方もない風呂敷が広がった。このあたりはさすがで、あの『三体』を生み出した作家の力量の凄さか。しかしながら肝心の子供たちの生活・活動に説得力が無い。しかも途中から主人公置いてきぼりが続く。ずいぶんと粗削りだなと思った。最後は良かった。2023/10/02

パトラッシュ

153
大人のいない世界で子供だけが苦闘するドラマは、漫画『漂流教室』と重なる。しかし作者は小さな学校どころか、全地球が舞台のサバイバル劇を展開してのけた。自分たちに未来がないと悟った各国指導者は、優秀な少年少女を選抜して地球の未来を託す。全体主義の中国は社会実験でリーダーの素質ある者を選び補助の巨大AIも残すが、自由主義国アメリカは試験秀才による政府と議会を設けた結果、暴走するアメリカと冷静沈着な中国を対比させる。性の問題などを素通りしているが、次々と畳みかける物語のつるべ打ちは若書きだが『三体』を予感させる。2023/08/18

KAZOO

129
この作者の最初の長編だそうです。しかしながら今までの翻訳された彼の作品をすべて読んでいる私としては何か物足りない感じでした。いわゆるジュブナイルSFではないかという気がします。災厄を与える星が地球に来て12歳以下の子どもしか生き残れないということで大人がいろいろな対策を練ります。その後地球を舞台とした子供たちの争いが起きて、ということですが若干「蠅の王」を思い出したりしました。2023/10/15

keroppi

83
超新星爆発のため、大人が死んでしまい子供だけになった地球。それでも国家はあり、戦争は起きる。ゲーム化した政治状況は、戯画化された現実か。SFという形で、国家や、国土というものの意味を問うているようだ。話は変わるが、先日、世田谷美術館のナイトツアーという企画にボランティアとして参加した。小学4年生から中学生までの子供たちがグループに分かれ真っ暗な美術館を探検するのだ。自然とリーダーが生まれ、謎を解き、大人以上の行動力でゴールに達していく。そのキラキラした瞳と、興奮振りが、この小説と重なってしまった。2023/08/30

at-sushi@進め進め魂ごと

56
「三体」以前に書かれた著者初期の長編。超新星爆発による放射能被爆により大人達は死滅。国家運営をはじめ様々な産業インフラや職能を託されたのは12歳以下の子供達。先史(大人)時代の常識などモノともしない遊びたい盛りの子供達によるやりたい放題の新時代史は、著者らしい荒唐無稽感がフルスロットルで、例によってドラッグのように非日常にトバしてくれる。選抜されたエリートとAIによって統制される中国に対し、残された銃や巨大戦力を弄ぶ米国が最もヤバい国として戯画化されているが、今最もヤバいのはおたくの国ですよね?w2024/05/08

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