出版社内容情報
死ぬ役か悪役では彼の右に出る者はいないと言われる俳優ダニー・トレホ。10代の頃から薬物中毒であった彼はいかにして立ち直り、映画俳優となって『マチェーテ』で主役の座をつかんだのか。半生を振り返りつつ、薬物依存の子供たちを助ける活動についても語る
内容説明
おれはずっと塀の中だった。最初に刑務所にしょっぴかれたのは十歳だ―ハリウッドで最も愛される悪役は、いかにして映画俳優になったのか?現在はタコス屋を営んでいる?いま初めて語られる壮絶な人生!
目次
第1部 逃亡(ソレダード;九十日間の自由 ほか)
第2部 その仕事にふさわしい男(クリーンでしらふで、怯えて;おなじみの面々 ほか)
第3部 囚人その一(暴走機関車;さらば、ギルバート ほか)
第4部 フロム・ア・サン(マチェーテ;二重生活 ほか)
著者等紹介
トレホ,ダニー[トレホ,ダニー] [Trejo,Danny]
1944年生まれ。俳優。ロサンゼルスの貧しいメキシコ系アメリカ人の家庭に育った。十歳になる前から麻薬取引や強盗などの犯罪に手を染めるようになり、自身も薬物中毒となる。若い時期の大半を少年院や刑務所で過ごすが、二十代後半で薬物を断ち切ると、エキストラとして参加していた映画撮影の現場で俳優として見出される。デビューはアンドレイ・コンチャロフスキー監督の映画『暴走機関車』(1985)。その後は悪役、個性派として頭角を現し、初の主演を務めた『マチェーテ』は世界興収4,500万ドルを超えるヒットとなり、続篇も制作された。出所後から薬物依存に悩む人々を支援する活動を続けている
柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
映画評論家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vaudou
takao
朔ママ