大江戸奇巌城

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

大江戸奇巌城

  • 芦辺 拓【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 早川書房(2023/01発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 44pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 00時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152102058
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

学問好きのちせ、男装の浅茅、阿蘭陀人と遊女の間に生まれたアフネス、お家騒動から逃れた喜火姫、武術に優れた野風――少女たちは徳川12代将軍・家慶が治める御世に偶然出逢った。やがて五人は、摩訶不思議な計画で世界統一を目論む存在と対峙することに!!

内容説明

5人の少女たちは各々が謎や難問や敵に挑んできた―頭脳明晰学問好きのちせ、弟の身代わりに男装して生きる浅茅、阿蘭陀人との間に生まれたアフネス、お家騒動から逃れた喜火姫、そして武芸百般を修めた最強の武芸者・野風。5人の少女たちが、江戸を、いや日ノ本を守るために偶然集結した!?徳川12代将軍・家慶が治める時代、少女たちは大いなる陰謀に対峙することに。歪んだ思想のもとに“奇巌城”を一夜にして築き、世を転覆させんとする巨悪が暗躍していたのだ。5人は悪の根城に敢然と飛び込む。が、正体を暴かれ絶体絶命!はたして敵を倒し、脱出することはかなうのか…!?

著者等紹介

芦辺拓[アシベタク]
1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。1986年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞佳作入選、1990年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞。2021年発表の『大鞠家殺人事件』は、日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞のダブル受賞に輝くなど、高い評価を得た。本格ミステリや時代小説の分野で、多数の著作を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

77
少女5人組が大活躍する時代伝奇浪漫。2部構成で第Ⅰ部「江戸少女奇譚の巻」は、連作短編風でいわば登場編。第Ⅱ部「大江戸奇巌城の巻」は、少女たちが集結し陰謀に立ち向かう。一冊でTVシリーズと長編映画を楽しめるようなイメージ。作風が奔放奇想天外で、世界征服を企む大陰謀が堂々と出てくるあたり嬉しくなる。現在の日本の世相を風刺する視点があって新鮮味も感じた。所々でトリッキーな仕掛けがあり、謎解きが入るのは推理小説的。メインの少女たちも皆が賢くて知的に行動。できれば「ご門跡チーム」の少女らが再活躍する続編が読みたい。2023/01/27

雪紫

72
第Ⅰ部の少女集結前や苦労話、過程の方がテンポ良くて面白いだけに第Ⅱ部で集結してから、やたらと当時の説明や境遇に大部分割いてるので結構ペースが失速気味。その分、女性で苦労してるけどめげずに強いのが光るけど(特殊設定ミステリも昔の時代を舞台にした歴史ミステリも、世界観設定にかなり字数を掛けないといけないのは共通してる?)。しかし、あとがきで「百合……はあるかどうか知りませんが」と書かれてたけどそれっぽいとこはあったしやはりミステリ業界にもこういう概要だと百合方面を期待されるのではという風潮が増してる・・・?2023/04/17

うまる

29
もっとサクサク活劇してほしかったなぁ。作者の知識が豊富なのはわかったけどさ。テンポが悪くなるなら、史実入れなくていいんじゃないと思う。そんな訳で、女子が出てこない所は眠気に誘われて、全然読み進まなかったです。TVとか映像だったら、次女の子たちが出てきたら起こしてねと言う所だけど、ひとり読書じゃそうもいかないもんね。後の○○ですっていう件も多くて、話の主軸はなんだっけとなる。あとがきからすると、凄く楽しい話を書いたと満足してるみたいなので、なんか可哀相。2023/04/10

rosetta

28
★★★‪☆‪☆読書で何かを得たいと思うならこの本は全く時間の無駄。時間を持て余したガキや年寄りが喜ぶ紙芝居か読み本か娯楽時代劇。江戸時代12代将軍の頃、誇大妄想を拗らせた国学者が世界征服を企むのを阻止する5人の少女。しかし頭の固く実践から程遠い空理空論を弄ぶばかりのバカ学者の作戦など最初から成功する見込みはなかった。奇巌城という言葉が出てくるのはやっと300頁になってから。それまでは長い長い助走。それにしても実在する平田篤胤とか佐藤信淵とかここまでこき下ろして大丈夫なのか、子孫から文句言われないか?(笑)2023/02/22

二分五厘

20
花のお江戸の大騒動、この日ノ本ばかりか異国まで巻き込んだ陰謀があったをご存じか。闇にまぎれて怪しの一団、八百八町に蠢きを知らないか。オランウータンの大暴れあるかと思えばロゼッタストーンの謎文字あり、珍兵器火を吐いて疾駆すれば、怪発明は海に潜りと、まさに太平の夢を揺るがす大事件。この企みに立ち向かわんとするは、あろうことか優にやさしき五人の少女たち。彼女らが敢然攻め入る悪の根城、その名も妖しき《奇巌城》!うーん…天保の有名無名の偉人奇人変人と美少女をごった煮にして、出来上がった伝奇時代劇……うーんで御座候。2023/12/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20457021
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。