サイバー戦争 終末のシナリオ〈上〉

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サイバー戦争 終末のシナリオ〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152101549
  • NDC分類 936
  • Cコード C0031

出版社内容情報



ニコール・パーロース[パーロース ニコール]
著・文・その他

江口 泰子[エグチ タイコ]
翻訳

岡嶋 裕史[オカジマ ユウシ]
監修

内容説明

21世紀の戦争を語る上で外せない傑作、誕生。セキュリティホールの情報を高額で闇取引するサイバー武器商人。システムに罠を仕掛け金融、医療、原発など敵国のインフラを壊滅させるタイミングを窺う政府機関やテロリスト―。気鋭のジャーナリストが、ウクライナからロシア、中東、中国、北朝鮮、シリコンバレーまで世界中を舞台に水面下で繰り広げられる「見えない軍拡競争」の実態を体当たりで取材。スパイ小説さながらの臨場感あふれる筆致で、今そこにある「サイバー最終戦争」の危機を浮き彫りにする。

目次

第1部 ミッション・インポッシブル(極秘のクローゼット―マンハッタン、タイムズ・スクエア;ファ*キン・サーモン―フロリダ州マイアミ)
第2部 資本主義者(カウボーイ―アメリカ、バージニア州;最初のブローカー―ワシントンDC、ベルトウェイ ほか)
第3部 スパイ(プロジェクト・ガンマン―ロシア、モスクワ;ゴッドファーザー―ネバダ州ラスベガス ほか)
第4部 傭兵(クルド―カリフォルニア州サンノゼ;ダーティ・ビジネス―マサチューセッツ州ボストン ほか)
第5部 レジスタンス(オーロラ作戦―カリフォルニア州マウンテンビュー)

著者等紹介

パーロース,ニコール[パーロース,ニコール] [Perlroth,Nicole]
“ニューヨーク・タイムズ”紙記者で、専門はサイバーセキュリティ。プリンストン大学とスタンフォード大学を卒業し、スタンフォード大学ビジネススクールで定期的に講師を務めている。初の著書となる本書『This Is How They Tell Me the World Ends』で「フィナンシャル・タイムズ&マッキンゼー年間ベストビジネスブック2021」受賞

江口泰子[エグチタイコ]
翻訳家。法政大学法学部卒

岡嶋裕史[オカジマユウシ]
1972年東京生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。富士総合研究所、関東学院大学経済学部准教授・情報科学センター所長を経て、中央大学国際情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

50
自分は基本的にはリアルな世界で生きている人間であるが、サイバーの世界のことも少しは学んでおきたいと思い読んでみた。どういう構成の本なのかも全く知らずに読み始めたが、プロローグを飾るのは2017年にロシアがウクライナに仕掛けたという大規模なサイバー攻撃。何ともタイムリーな話である。その後のストーリーももはや国家と民間企業とハッカーが入り乱れてのまさに仁義なき戦いが描かれていて、非常に興味深いとは言え想像以上に恐ろしい世界が身近に拡がっていることに慄いた。下巻でもきっと驚愕の世界が広がっていることだろう。2022/09/22

冬佳彰

11
国家が背後で操作している、サイバー戦争の実態について書かれている。うーん、これはもう本当に戦争状態なんだなってことが良く分かる。戦闘機やミサイル、戦車が進攻したりしていないだけで。というか、そういう戦争(今、やっているが)の形態のほうがイレギュラーであり、イレギュラーになっていくんだろう。ロシア、アメリカ、中国、ヨーロッパと、戦争の主体である国家が何を考え、どのようにサイバー戦争をおこなっているかが分かる。ただまあ、各々のケースをストーリー仕立てで描いているので、端的に分かりたいって方には向かないかなあ。2022/11/29

やすお

8
本書を読むと自分が使っているスマホやPCがいかに危険なものなのかが分かる。デジタルツールのユーザーの機密は保たれていないと絶望的な気持ちになる。GAFAやマイクロソフトはセキュリティの強化をしているが、政府機関がスパイ活動などに利用しているセキュリティホールがたくさん存在していることに恐怖した。伴うアンダーグラウンドの経済圏の存在についても恐怖でしかない。あまりにも現実離れした話が続くので逆に現実感がない。一歩引いた瞬間に冷や汗が背中を走る。2023/01/02

Yuki2018

7
この本は凄い。国家が関与するものを中心にサイバー攻撃の実態を忖度なく表に出している。恐ろしいのはやはり中国とロシア。中国のスパイ活動は「歴史上、最大の富の移転」だった。ロシアの悪質さには虫酸が走る。既に「戦争」と呼んでおかしくない状態だったのだ。上巻は米国に関する記述が多く、中露のような国家に武器を与えてしまったと指摘している。自由民主主義諸国の住人は、すぐ近くに脅威が潜んでいることを知るべきだ。著者はニューヨークタイムズの記者。勇気あるジャーナリズムとは正にこれだと感じさせる。必読の一冊。下巻へ。2022/11/23

ぼんきち

5
宣伝文句が「衝撃の書」という本は数多あるが、これほどホントに「衝撃の書」を読んだの初めてだ。インターネットが行きわたるにつれて、当局の監視が隅々に及ぶだけでなく、それを武器にした権威主義者がやりたい放題になってきた過程を、一人の記者の取材報告として描き出す。米文学風の持って回った語り口がうるさく感じる面もあるが、中国当局の弾圧、ロシアのウクライナ侵攻という「現実」につながっていくだけに、リアルな迫力、怖さ、おぞましさに圧倒される。チコちゃんじゃないが、ボーッとしていられない。でも、どうする! 2023/01/17

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