出版社内容情報
料理番組はなぜあのようにせわしないのか？ 小錦の相撲哲学考。カミソリの正しい替えどきとは？ 人生は楽しくも瑣事の集積である
内容説明
カップラーメンの正しい食べ方を知っていますか？飛行機で「乗り慣れてるもんね」ポーズをとる秘訣は？駅の古新聞は拾うべきか否か？短足はなぜ長い足よりカッコいいのか？人が「お花見」をする訳は？ｅｔｃ．３１の珍問に答えて、ショージ君はナント「社会人のための新しい常識＆マナー集」をつくりあげてしまうのであります！
目次
長い足
すき焼きの白滝
小錦
駅のゴミカゴの中の古新聞
お花見
デパートの食品売り場
耳かき・爪切り・孫の手
「人間が空を飛べたら」
飛行機の「慣れてる」競争
コタツ
お風呂のフタ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アズル
14
色々なことについて、「ナンデカ？」と考えています。全体的に(東海林さんとしては)硬めの文章でした。2014/09/04
ＭＯＴＯ
7
1990年初版本。日常で見つけた小さな疑問をネタにして、（どう改善すべきか？）をテーマにしながら、(笑)のツボを探ってる様な感が。気になってしまうと笑えなくなるが、何も考えず読み進めていくと軽やかになってくる。一周まわる頃には新しい(笑)に変化（進化？）しているから不思議。2021/12/10
sawa
6
★★★★☆ 上に余白を取った不思議な装丁。どうしてもこれで一冊にしたかったのかしら。30年近く前の文章だけど変わらないなあ。紙袋の件は近刊の『さらば東京タワー』にも出てくる。警官殺しの犯人が金閣寺の紙袋を持っていたという「紙袋の情報性」についてが可笑しい。和田誠による表紙のデザインもいい。こういうの絶版になっちゃうのって、仕方がないけど淋しいな。2012/11/28
wasabi
3
すっかりショージ君にはまり、今年に入って5冊目になる。おまけに既に購入したストック本が数冊あるのだ。面白すぎて毒ですな。2010/05/26
カチダ
2
『ゴミカゴの古新聞を漁るおとうさん』の心理描写が可笑しかった。 ニンゲンって、可笑しいなぁ。2020/06/10
