出版社内容情報
名探偵エルキュール・ポアロが、相棒のヘイスティングズと共に事件に挑む。妙に安い家賃の謎に迫る「安アパート事件」、遺産相続が絡んだ射殺事件を調査する「狩人荘の怪事件」など14篇を収録。ルビ・挿絵付きで読みやすく朝読書にもぴったりな短篇集。小学校高学年~
内容説明
“灰色の脳細胞”を使って難事件を解決する世界一の名探偵エルキュール・ポアロが、相棒のヘイスティングズとともに謎に挑む!ピラミッドの調査隊員が“呪い”により次々と亡くなる事件を追う「エジプト墳墓の謎」、24時間15分後に始まる会議までに首相を救いだす「首相誘拐事件」など14作。身近な謎から世界的な大事件まで謎解きの楽しみがつまった名作短篇集。小学校高学年、中学生~。
著者等紹介
クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ]
「ミステリの女王」と呼ばれ、親しまれる小説家。1890年、イギリスのデヴォン州に生まれる。1920年、『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。本作で生まれたエルキュール・ポアロというキャラクターは、シャーロック・ホームズ以降のミステリ小説でもっとも人気がある探偵となった。クリスティーの作品は、英語圏で10億部以上、そして翻訳された100を超える言語でさらに10億部も読まれている。1976年、死去
真崎義博[マサキヨシヒロ]
1947年生まれ、明治大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
4
図書館の児童書コーナーで借りる。イラストが、作品の世界観を台無しにしているが、文章はオリジルのママだと思うが、ポアロ登場の短篇集は十四作もありボリューミーで面白かったです。最初、相棒のヘイスティングズが事件を記録していた。これは、モロ、ホームズのパクりでは?って思えた。2024/04/28
きあ
3
やっぱりクリスティーのポアロシリーズはとても読みやすくて面白い。サクサク読めてしまう。マープルよりポアロの方が私には合う。マープルシリーズをあまり読んでないせいかもしれないので次のアガサ・クリスティはマープルシリーズにしてみよう。2025/01/09
biba
2
ヘイスティングズが全話に登場していて嬉しい!ポアロ初心者のなので、どの話も新鮮。自惚れの強いポアロを見るヘイスティングズが面白いです。今まで長編ばかり読んでいたので短編集も良かったです。2024/01/13
corriedale_
1
やたら可愛らしいイラストのシリーズ、初期短編集。ポアロ萌え袖(笑。割とバチバチに煽り合ってて良い。今風のラブ&ピースな優バディものとは空気感が違うよなぁ。日本や中国人の扱いなど時代を感じさせるのだが、『紳士録』という社交界名鑑のようなものが出版普及していたというのがおもしろい。2024/06/18