NOISE〈下〉―組織はなぜ判断を誤るのか?

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NOISE〈下〉―組織はなぜ判断を誤るのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152100689
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0011

出版社内容情報

保険料の見積りや企業の人事評価、また医師の診断や裁判など、均一な判断を下すことが前提とされる組織において判断のばらつき(ノイズ)が生じるのはなぜか? フェアな社会を実現するために、行動経済学の第一人者たちが真に合理的な意思決定のあり方を考える

目次

第4部 ノイズはなぜ起きるのか(承前)(パターン;ノイズの原因)
第5部 よりよい判断のために(よい判断はよい人材から;バイアスの排除と判断ハイジーン ほか)
第6部 ノイズの最適水準(ノイズ削減のコスト;尊厳 ほか)
まとめと結論 ノイズを真剣に受け止める
ノイズの少ない世界へ

著者等紹介

カーネマン,ダニエル[カーネマン,ダニエル] [Kahneman,Daniel]
1934年生まれ、認知心理学者。プリンストン大学名誉教授。専門は意思決定論および行動経済学。2002年にはノーベル経済学賞を受賞

シボニー,オリヴィエ[シボニー,オリヴィエ] [Sibony,Olivier]
フランスHEC経営大学院教授。25年にわたって、パリとニューヨークでマッキンゼー・アンド・カンパニーのシニア・パートナーを務めた

サンスティーン,キャス・R.[サンスティーン,キャスR.] [Sunstein,Cass R.]
1954年生まれ、ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など多岐におよぶ。オバマ政権では行政管理予算局の情報政策および規制政策担当官を務め、またバイデン政権では国土安全保障省の上級参事官に任命される

村井章子[ムライアキコ]
翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

85
この著者による「ファスト&スロー」を読んでかなり興味を持ったのでこの本も手に取りました。上巻ではどちらかというとノイズの概念についての理論的な裏付けをしていますが、下巻はそのノイズに対してどのような対応をとっていくかの具体的な事例を含む原則などが説明されています。私は著者の分析などには賛成なのですが、このようなことが現在の日本での様々な状況にどのように対処していくべきかがまだ早すぎる気がします。しかしながら面白い本です。2022/07/15

ばんだねいっぺい

31
疲れノイズで頭に入らなかったので、最後のまとめを明日読もうと思っている。判断を下して事後修正かな。プラス積極的で開かれた姿勢も。この世は、すべて、ノイズありき。アルゴリズムには、少し、ゾッとした。2023/07/10

くらすけ

19
エビデンスのある軸を持って一貫した判断をすることの大切さを説いた本です。再犯率の予測などの事例を通して量的研究の重要性を学べるので、統計などの勉強のモチベーションを上げたい人には特にお勧めしたい本です。2022/06/29

あつお

19
シンプルルールを極めるための本。 人間の判断、パフォーマンスにはエラーが含まれる。エラーには一定成分の「バイアス」と、ばらつき成分の「ノイズ」がある。本書はノイズを減らす方法について言及。主な対策は①観察者の設定、②統計データの重視。人間の判断は感情やその他環境に左右されるもの。主観的な思考ではなく、①や②の客観的なデータが必要となるのだ。必要なデータを基に単純なルールを設定、修正しながら運用するのが望ましいと言う。 自分では思い込みに気付きにくいもの。周囲の人の意見を重視したい。2022/05/23

koji

18
適切な意思決定を阻害するノイズは行動経済学の隘路。ノイズとは、同じ人は同じケースを判断するのに、いつどんな状況で判断するかで結論にばらつきが出ること。豊富な具体例と効果的な解消策(判断ハイジーン、アプガースコア、超予測者の視点等)が体系的に論じられ、飽きることなく読み進められました。唯当然沸く疑問はAIやアルゴリズムに全て委ねればいいのではないかということ。著者達の結論は、最後の意思決定は人間。ここには、回避可能なエラーを防止し、公平という社会正義が実現する社会の到来という深淵な目標があります。納得し共感2023/02/02

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