出版社内容情報
現実と隣り合わせで危険がいっぱいの「裏世界」に迷い込んだ紙越空魚と仁科鳥子。「くねくね」や「八尺様」といったネットで噂のおそろしい怪異が目の前に!? 小学4年生以上で習う漢字にルビをつけ、アニメのビジュアルを挿絵とカラー口絵に使用した児童書版
内容説明
何気なく開いた扉が、異世界と繋がっていたらどうする?大学生の空魚と鳥子が迷い込んだのは、化け物だらけの「裏世界」だった!まず現れたのは「くねくね」。姿を見ただけで気が狂い、正体を知ると体を乗っ取られてしまう危険な怪異だ。二人はこの恐怖を乗り越えられるのか?!人見知りで怪談好きの空魚とポジティブで運動神経抜群な鳥子、凸凹コンビが大奮闘!小学校高学年、中学生~。
著者等紹介
宮澤伊織[ミヤザワイオリ]
秋田県生まれ、東京都在住のSF小説家。2011年に『僕の魔剣が、うるさい件について』(角川スニーカー文庫)でデビュー。2015年、「神々の歩法」で第6回創元SF短編賞を受賞。TRPG(ゲーム機などを使わずに紙や鉛筆、サイコロを使って行うゲーム)やボードゲームを作る集団「冒険企画局」に所属し、「魚蹴」名義でゲームの世界設定なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨシ
11
大学生の空魚と鳥子が迷い込んだのは、化け物だらけの「裏世界」。最初に会ったのは、姿を見ただけで気が狂い、体を乗っ取られてしまう危険な怪異「くねくね」。都市伝説×冒険×友情という盛り沢山だけど、やり過ぎ感がない。映像だけでなくストーリーがしっかり書き込まれているから、ノベライズにありがちなあらすじだけを追っている本とは全く違う。表紙から中学生向きと思ったが、小学高学年でも読めるし絶対に喜びそう。2022/07/19
零崎夢織
8
裏世界で手足が麻痺し溺れかかっていた紙越空魚。そこに同じく裏世界に来ていた仁科鳥子に助けられ、行動を共にするようになり…って話。 元々本屋で見かけて気になってたらアニメ化して、さらに気になるように。図書館にジュニア版しかなかったけど次以降は何で読むべきか…。2021/03/13
〖モノクロ】
1
〖紹介〗ネットで語られる「裏世界」は実際にあり今私はその裏世界でまずいものに出くわしてしまい。身体の半分が水に浸かってしまっている。だが、そこに誰かの足音がこちらに向かってくる。この世界で人間にあったことがない。だから人間かも分からない。だが、この出会いが友情へと変わる。この出来事をきっかけに私達は共に「裏世界」に何度も行くようになって_。【感想】読んでる時はとてもドキドキした。先が怖いと分かっていながら読みたくなってしまう。初めての方には怖いと感じ慣れてる方には朝飯前と感じるのではないか。この1冊は_。2021/04/11
かの子
1
都市伝説好きの子どもに勧められて読みました。興味のあるテーマだったので、すぐに読めました。2021/01/09
ほのか
0
少し怖かったけど、無事読了。2022/09/04