スケール〈上〉―生命、都市、経済をめぐる普遍的法則

個数:
  • ポイントキャンペーン

スケール〈上〉―生命、都市、経済をめぐる普遍的法則

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月04日 02時01分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152099747
  • NDC分類 401
  • Cコード C0040

出版社内容情報

ヒトとほぼ同じ要素でできているのに、なぜネズミは3年しか生きられないのか。企業は死を免れることができないのに、なぜ都市は成長を続けることができるのか。TEDに登壇した経験をもつ気鋭の物理学者が、生命、都市、経済を貫く普遍的な法則を解き明かす。

内容説明

ヒトとほぼ同じ要素でできているのに、なぜネズミは3年しか生きられないのか。クジラはネズミに比べて腫瘍ができにくいのはなぜか。そしてヒトを含めたすべての生物に寿命がある理由とは。企業は死を免れることができないのに、一方で都市はなぜ成長し続けることが可能なのか。環境に負荷をかけず、アイデアと富が生まれる社会を維持することはできるのか。それとも地球は荒廃したスラムの惑星になるしかないのか。TED Talksで150万超のビュー数を記録した理論物理学者が、複雑さと多様性に満ちた生命、都市、経済を貫く普遍的法則を解き明かす。

目次

第1章 全体像(私たちは指数関数的に拡大する、社会経済的な都市化世界に住んでいる;生死の問題 ほか)
第2章 すべての尺度―スケーリング入門(ゴジラからガリレオまで;スケールのまちがった結論と誤解―スーパーマン ほか)
第3章 生命の単純性、調和、複雑性(クォークとひもから、細胞とクジラまで;代謝率と自然選択 ほか)
第4章 生命の第四次元:成長、老化、そして死(生命の四次元;なぜアリ・サイズの小さな哺乳類はいないのか? ほか)
第5章 人新世から都市新世へ:都市が支配する老星(指数関数的に拡大する世界に生きる;都市、都市化、そして地球持続可能性 ほか)

著者等紹介

ウェスト,ジョフリー[ウェスト,ジョフリー] [West,Geoffrey]
1940年、イギリス生まれ。理論物理学者。ケンブリッジ大学で学士号を、スタンフォード大学で博士号を取得。2005年から2009年までサンタフェ研究所の所長を務めた。素粒子物理学が専門であったが、物理学の法則を生物の諸問題(大きさや寿命)に適用するという方法論を拡大し、ビジネスや都市にも共通する数学的規則性について研究している。2011年には「都市および組織の意外な数学的法則」というテーマでTEDに登壇し、また2006年には、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれた

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年、東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。大手シンクタンクに勤務の頃から、幅広い分野で執筆、翻訳を行う

森本正史[モリモトマサフミ]
1967年、広島県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鵐窟庵

9
理論物理学者が様々な物理現象を現象の大きさ=スケールを跨ぐごとに、異なる現象同士の間に共通して見出される普遍性を見出し、さまざまな現象や事物を量的質によって説明しようと試みている。例えば動物の大きさと心拍数の間に見出される指数関数的な一定性であったり、人口に伴う都市の様々な現象の法則などである。フラクタルがな物質の性質は、海岸線や河川などの地形のみならず、より流動的な社会現象においても共通して見られることが描き出されている。上巻はその導入が諸現象で行われ下巻ではそこから都市を対象として議論や分析がされる。2020/11/11

jackbdc

3
サイズを切り口に、生物を起点に都市、企業へ探求を広げるという問題設定が面白過ぎる。個人的な関心分野と重なるし、読書傾向ともマッチしているためであった。読み進めていくと、このテーマを設定した理由が明らかにされた。サイズと必要なエネルギーの関係、エネルギーの限界性であった。つまり、現代の都市文明にエネルギー使用量を増やす構造があること、自由主義経済やデータ資本主義がお金やデータ量の大きさを追求する傾向があること等への警戒感が根にあるようだった。私個人はこれらを結びつけて意識したことがなかったため驚いた。2020/11/27

iwtn_

3
上巻を読み終わった段階では、社会及び生命などの複雑系に対する統一理論的なものを提唱してみる本、という感想。生命、特に哺乳類のサイズに関して最大と最小を規定する仕組みに関しては、良い発見と言えるが、応用範囲は狭そう。上巻の最後の5章で本題と思われる都市という複雑系システムの歴史の紹介がされ、いよいよ下巻に、という感じ。そんなに厚くもないので上下巻に分けた意味は?とか思ったけど、まあ手に取りやすくはなっているかな? 個人的には知ってる話は多いけど、良くまとめられていると思う。しかし最近こういう本が多いような?2020/10/29

kmar

2
良質なSFを読んでるよう、下巻に期待2024/02/11

vonnel_g

2
まだ上巻しか読めてないけれどこれは面白い。上巻は生き物とそのスケールに関するお話が中心。今だったら絶対できない実験に駆り出されたかわいそうなゾウと、生物学的に見たゴジラの考察が面白い。2021/12/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16487293
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品