不見(みず)の月―博物館惑星〈2〉

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不見(みず)の月―博物館惑星〈2〉

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152098597
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館苑〈アフロディーテ〉では、データベースに直接接続した学芸員たちが美の追究に勤しむ。赴任したばかりの新人警備員・兵藤健は、いわくつきの芸術品、問題を抱えたアーティストらにまつわる事件に対処していく。全6篇収録

内容説明

地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館苑―“アフロディーテ”。そこには、全世界のありとあらゆる美術品、動植物が収められている。音楽・舞台・文芸担当の“ミューズ”、絵画・工芸担当の“アテナ”、そして、動・植物担当の“デメテル”―女神の名を冠した各専門部署では、データベース・コンピュータに頭脳を直接接続させた学芸員たちが、収蔵品の分析鑑定・分類保存をとおして、“美”の追究に勤しんでいた。そんな博物館惑星に赴任したばかりの新人自警団員・兵藤健は、同じく新人で、総合管轄部署“アポロン”配属の尚美・シャハムらとともに、インタラクティブ・アートの展示管理や、強欲な画商などにまつわるさまざまな事件に対処することになるが―ダニエル・キイス推薦の名作『永遠の森―博物館惑星』、19年ぶりの続篇。

著者等紹介

菅浩江[スガヒロエ]
京都府生まれ。高校在学中の1981年、“SF宝石”誌に短篇「ブルー・フライト」を発表して作家デビュー。数年のブランクの後、1989年の第1長篇『ゆらぎの森のシエラ』で活動再開。『永遠の森―博物館惑星』(ハヤカワ文庫JA)は、「ベストSF2000」国内篇第1位、星雲賞、日本推理作家協会賞を受賞と、ジャンルの枠を超えて高い評価を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおでん@やさどく管理人

48
前作の単行本刊行が2000年なので、実に19年ぶりの続編ということに驚き。カタカナ人名は少し苦手で、しかも芸術論のような分野には疎い自分だが、キャラクター造形とストーリーがしっかりしているので、文章がスッと入ってくる。特に5章の、いわゆる「何でもアリ」の芸術を突き詰めることに対する説明に納得。健の叔父をめぐる謎は解けなかったが、続きは現在連載中とのこと。Ⅲも出たら読みたい。2019/07/07

ぽんすけ

41
1作目の主人公孝弘が脇に回り、今作は警備VWAの新人兵頭が主人公。情動学習型システム「ディケ」の接続者として共に人間の心の動きについて学んでいくというもの。一作目と同様、世界観を構築するのは博物館惑星という人工惑星と、女神たちを名前にもつデータベース、及びそれに直接接続できる人達。技術的には限りなくSFなのに、扱うテーマは「美」。今回も様々な人たちの視点から人間にとって心動かされる美とはなにか、芸術性とは何をもって見なされるものか追及されている。読んでるうちにこれはSFというより思想・哲学の枠だなと思った2021/03/25

信兵衛

32
シリーズ第2弾。健の叔父である兵藤丈次の行方、健&尚美コンビのさらなる活躍が描かれるであろう、シリーズ第3弾が楽しみです。2020/09/29

geshi

30
一度完結した話を別主人公で始めるとなると方向性の違いをどうしても感じてしまう。美術にまつわる事件を新人警備員という外側に近い目から見ていくミステリ色強めのストーリー。エンタメ性をより強調したキャラクター小説みたいな路線で進むが、このシリーズに求めているのはそこじゃない感。主人公とAI〈ディケ〉とのやりとりが杓子定規なものから徐々に人間味を持っていくのが微笑ましくも楽しい。一番良かったのは表題作で、遺作に手を加えた動機とタイトルの意味あいの反転が美しい着地点。2021/05/04

はやしま

28
第41回日本SF大賞受賞の報道で続編が出ていることを知りまずIIを手に取る。表題作が第51回星雲賞日本短編部門受賞。新人警備員兵頭健は、接続先の〈ディケ〉(正義の女神、健は〈ダイク〉と呼ぶ)に人間の感情について教え育てる。相棒の〈アポロン〉所属の尚美シャハムとともに芸術に纏わる事件に対処していく。前作の主人公の田代孝弘が二人の上司とは。孝弘と〈ムネーモシュネー〉のやりとりが懐かしい。ただ19年前に比べワクワク感は薄かった。19年前とのICT環境の違いか、単に物語の設定のためか。読むのにも時間がかかった。2021/03/08

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