2001:キューブリック、クラーク

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2001:キューブリック、クラーク

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  • サイズ A5判/ページ数 592p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784152098269
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

出版社内容情報

1968年、映画史に残る名作『2001年宇宙の旅』が製作・公開された。 スタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークという映画界・SF界の二人の天才の出会いから製作、公開までを克明に綴る。公開から50年、エポックメイキングな傑作の価値を再検証する

マイケル・ベンソン[ベンソン マイケル]
著・文・その他

中村 融[ナカムラ トオル]
翻訳

内田 昌之[ウチダ マサユキ]
翻訳

小野田 和子[オノダ カズコ]
翻訳

添野 知生[ソエノ チセ]
監修

内容説明

2018年は、映画史上に残る傑作『2001年宇宙の旅』の1968年の製作・公開から50周年にあたる。本書は、この伝説的作品がいかにして生まれたのかを綴ったノンフィクションである。映画界・SF界を代表する二人の天才―スタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークにスポットを当て、その出会いから、実際の映画製作、公開、その後の反響までがドキュメンタリー・フィルムのごとく克明に記録されている。エポックメイキングな傑作の公開から50年、あらためて作品の価値を検証する『2001年宇宙の旅』をめぐるノンフィクションの決定版。

目次

プロローグ―オデッセイ
未来論者―1964年冬~春
監督―1964年春
プリプロダクション‐ニューヨーク―1964年春~1965年夏
ボアハムウッド―1965年夏~冬
プロダクション製作―1965年12月~1966年7月
パープルハートと高所のワイヤ―1966年夏~冬
人類の夜明け―1966年冬~1967年秋
最終段階―1966年秋~1967年‐68年冬
対称性と抽象性―1967年8月~1968年3月
公開―1968年春
余波―1968年春~2008年春

著者等紹介

ベンソン,マイケル[ベンソン,マイケル] [Benson,Michael]
1962年生まれ。作家、写真家、映画作家。NY大学で映画を学ぶ。フリージャーナリストとして天文学と宇宙開発についての記事を“ニューヨーク・タイムズ”“ローリングストーン”など、多数の新聞・雑誌に寄稿。写真制作の技術を活かした大判の天文写真集『ビヨンド 惑星探査機が見た太陽系』(2003)、『ファー・アウト 銀河系から130億光年のかなたへ』(2010)は、国際的に高い評価を得て、日本でも刊行されている。映画作家としては、Predictions of Fire(1996)で監督を務めた

中村融[ナカムラトオル]
1960年生、中央大学法学部卒。英米文学翻訳家

内田昌之[ウチダマサユキ]
1961年生、神奈川大学卒。英米文学翻訳家

小野田和子[オノダカズコ]
青山学院大学文学部卒。英米文学翻訳家

添野知生[ソエノチセ]
1962年生、弘前大学人文学部卒。映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

49
読んじゃいました!ワクワクしながらの600ページ。映画「2001年」のメイキング映像ならぬ実話集。すでにSF小説界の大御所だったクラークをキューブリックがどう口説き落とし、クラークがキューブリックの才能をどう評価していたか、若かりし頃のセーガンが彼らの目にどう映っていたか。1頁、1頁に2001年ファンならワクワクするような話が満載である。宇宙への指向が強かった60年代、宇宙、人類を真剣に考えようとした時代だったか。昨年読んだ「月着陸船開発物語」は実務の話だったが、形而上の命題の本作との共通性を強く感じた。2021/11/01

Vakira

38
少年の頃 宇宙に興味があった。宇宙の遥か彼方の果ての果ては巡り巡って自分のいるこの場所に戻ってくるなんて発想をしていた。「2001年宇宙の旅」のボーマン船長の旅はまるでそのことを映像にしたようでモーレツに感動した思い出。自分の人生観を変えた偉大なものといったらこの映画。ニワトリが先か卵が先か?この映画でこの問いに 卵であると 確信した。ディスカバリー号は精子の様だし、スターゲートは女陰だ。 遺伝子はボーマン船長。異星知性態とのセックス?遺伝子の交換の結果はスターチャイルド。って事で進化の発端は卵であると。2019/06/08

ヒデキ

36
購入してから、ほぼ1年放置していました。(笑) 600ページ相当の分厚さに圧倒されてしまっていました。 映画、2001年宇宙の旅の企画段階から公開までのドキュメントです。アーサー・C・クラークとキューブリックの作品を作り上げていく過程がとても楽しく読めましたが、この状況の中にいたスタッフは、とんでもないストレスの中にいたんだろうなと思われます。小説を出版したいクラークとストーリーを出したくないキューブリックの葛藤が、面白かったです。2021/10/04

ぐうぐう

34
映画『2001年宇宙の旅』の製作過程を追ったドキュメント本としての代表的なものは、公開から2年後に出版されたジェローム・アジェルの『メイキング・オブ・2001年宇宙の旅』や、そのさらに2年後、アーサー・C・クラーク自身が明かした『失われた宇宙の旅2001』などがあるが、公開50周年を記念しての刊行となった本書は、それら過去のドキュメント本をリスペクトしつつ統合し、さらに凌駕する『2001年』メイキング本の決定版と呼ばれるであろう迫真のノンフィクションである。(つづく)2019/01/03

kei-zu

31
ようやく読み終えた、分厚い1冊。 あれだけの作品を制作中に、まだラストが決まっていない(すでにセットはばらしてある)。クラークの立場からすれば、書き上げた小説の刊行の目途が立たない。出資者のMGMにしてみれば、作品の進捗がまったくわからない。自分が関係者であったらと思うと胃が痛くなる。 これまでの関係書籍には掲載されなかった記述もあり、内実から「記念碑的作品」の言葉に偽りがないことを改めて思う。 我が家に4K視聴環境がなく、所持メディアがblu-ray止まりなのが残念。せめてレストア版を買おうかな。2021/08/17

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