パトリック・メルローズ〈3〉サム・ホープ

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パトリック・メルローズ〈3〉サム・ホープ

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152098245
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

30歳になったパトリックは薬物中毒から抜け出そうともがいていた。父の遺産をほとんど使い果たした彼は、弁護士になる道を模索する。パトリックは鼻持ちならないイギリスの貴族社会に復帰して、なんとか活路を見いだそうとするが……。5カ月連続刊行の第3弾!

エドワード・セント・オービン[セントオービン エドワード]
著・文・その他

国弘 喜美代[クニヒロ キミヨ]
翻訳

手嶋 由美子[テジマ ユミコ]
翻訳

内容説明

ベティ・トラスク賞(英)、フェミナ賞外国小説賞(仏)など数々の栄誉に輝く、“パトリック・メルローズ”シリーズ第三弾!ベネディクト・カンバーバッチ主演ドラマ原作。底意地の悪い社交界に身を置き、女性の体に救いを求めながら、ぼくはぼくなりに再生しつつあった…英国を代表する作家の半自伝的小説(全5巻)

著者等紹介

セント・オービン,エドワード[セント・オービン,エドワード] [St Aubyn,Edward]
イギリスの作家、ジャーナリスト。1960年生まれ。男爵家の末裔として生まれ、イギリスとフランスで育った。名門ウェストミンスター・スクールを経て、オックスフォード大学キーブル・コレッジに学んだ。“パトリック・メルローズ”シリーズは第1巻の『ネヴァー・マインド』がイギリスの主要文学賞ベティ・トラスク賞を受賞。第4巻の『マザーズ・ミルク』がフランスのフェミナ賞外国小説賞を受賞している他、英国最高峰のブッカー賞候補ともなった

国弘喜美代[クニヒロキミヨ]
大阪外国語大学外国語学部卒、翻訳家

手嶋由美子[テシマユミコ]
津田塾大学英文学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

33
またまた舞台は約10年後。この巻は1巻に近くパトリックは端役のような立ち回り。上流階級のパーティーを舞台にした群像劇で、次々と切り替わるスポットライトによって人々の醜悪さがこれでもかというくらいに照らし出されている。彼が薬物から抜け出す過程を読めないことに物足りなさを感じたが、同時に(あったに違いない)凄まじい苦しみを読まないで済んだことに安堵も感じる。2巻は良かったけれどこの巻はお世辞にも楽しんで読んだとは言えない。いよいよ第4巻はシリーズで最高評価を受け、ブッカー賞最終候補にもなった作品なので期待大。2018/12/29

星落秋風五丈原

17
ブリジットが貴族と結婚してマーガレット王女を迎える晩餐会が開かれる。スノッブな人達皆性格が悪い。パトリックが本当に好きなのはジュリアなのかな。2020/05/20

Moca

13
麻薬中毒になった原因は一巻で幼少期だった頃のパトリックが父親による性虐待を受けたトラウマがあったため、今にも父親を憎んでいることをジョニーに告白した。父親は亡くなってから、ずっと憎しみを持っていたため、その罪悪感と恐怖感でパトリックの人生が悪い影響になっていたとされている。マーガレット女王はソニーが持ってきた鹿肉をご馳走したが、ソースでドレスが汚れて、女王がカンカンに怒っていたことが面白かった。2020/02/28

三月★うさぎ

2
やっと 読みやすくなってきた。 でも誰が誰だったか思い出せない。2019/04/07

一柳すず子

1
ブリジットがなんかスノッブと結婚して王族をディナーに招待してる。パトリックは薬物を止め始めている。2021/08/22

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