大戦略論

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  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152098146
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

孫子からリンカーンまで、卓越したビジョナリーたちに学ぶ「大戦略」とは? 冷戦研究で名高いイェール大学教授による名講義の書籍版米ソ冷戦史の権威として名高いイェール大学教授が、同学と米海軍大学校で20年以上教えてきた「大戦略(グランド・ストラテジー)」講義を書籍化。孫子からリンカーンまで古今東西のビジョナリーたちの事績を通じて戦略思考の本質を伝授する、全リーダー必読の書。

ジョン・ルイス・ギャディス[ギャディス ジョン ルイス]
著・文・その他

村井 章子[ムライ アキコ]
翻訳

内容説明

イェール大学の伝説の講座を一冊に!乱流の21世紀を生き抜く戦略とは?孫子からリンカーンまで、古今のビジョナリーを通じて戦略思考の本質を伝授。

目次

第1章 ダーダネルス海峡の橋―グランド・ストラテジーとは
第2章 アテネの長城―ペリクレスとトゥキュディデス
第3章 師と原則―孫子とオクタウィアヌス
第4章 魂と国家―アウグスティヌスとマキアヴェリ
第5章 回転軸としての君主―エリザベス一世とフェリペ二世
第6章 新世界―アメリカ建国の父たち
第7章 最も偉大な戦略家たち―トルストイとクラウゼヴィッツ
第8章 最も偉大な大統領―リンカーン
第9章 最後の最善の希望―ウィルソンとルーズベルト
第10章 アイザイア―ふたたびグランド・ストラテジーについて

著者等紹介

ギャディス,ジョン・ルイス[ギャディス,ジョンルイス] [Gaddis,John Lewis]
イェール大学歴史学部教授、ブレイディ=ジョンソン・グランド・ストラテジー・プログラムの創設者。1941年生まれ。テキサス大学で歴史学の博士号取得。イェール大学の学部生向け講義で優秀教師賞を2度受賞、2005年に米国人文科学勲章を受章。2012年にはGeorge F.Kennan:An American Lifeで、ピュリッツァー賞(評伝部門)を受賞している

村井章子[ムライアキコ]
翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryo

13
「戦略」は非常に抽象的な言葉だと思う。だから明らかに戦略を理解していないと感じる誤用で溢れている。なんて言いながらも、自分自身明確「戦略像」を模索してるところだ。ただ、この本は戦略という概念を明確に示してくれる。無限の夢と地に足のついた現実とのバランスが肝要であると言う。どちらか片方に偏っても上手くは行かない。無限の夢を追いかければ現実に阻まれ、現実に縛られれば手段が目的になる。一見二律背反に見える二つの要素は、実はグラデーションになっていて、各々の特徴をうまく捉える事でしか夢を果たす事はできない。良書2019/09/21

masabi

11
【概要】大戦略を歴史、哲学、文学の例を引き出し解説する。【感想】大戦略とは無限になり得る願望と有限の能力とを調整する能力であり、そのためには時間・空間・スケールの相互作用を意識しなければならない。国家、軍事戦略の文脈で語られがちな大戦略を人の生き方に拡張できる可能性を示したのが本書である。奴隷制の廃止、国家の統合と南北戦争の軋轢を問題の先送りや汚い手口を駆使して無事に解決したリンカーンに割かれた章がとりわけ興味深かった。理想と現実のバランスを取るのに理論、現実から修正、常識を使う。 2020/07/04

MUNEKAZ

9
本書はイェール大学での講義をもとにしたもので、軍事にとどまらない幅広い射程を持つ「大戦略」を説く。アイザイア・バーリンの「ハリネズミと狐」の寓話を引きながら、「無限に大きくなる願望と有限の能力をつり合わせること」を大戦略と定義し、それに必要なものとして「常識Common Sense」を上げる。リンカンやFDRをその成功例として上げるアメリカっぽさに苦笑しつつ、クラウゼヴィッツとトルストイを比較する視点に奥深さを感じたり。過去から学び、現在と結びつけて将来を作り出す。歴史家たる著者が戦略論を語る所以である。2023/07/01

hide

9
無限に広がる目標と有限な資源や手段。キツネの鋭敏さとハリネズミの方向感覚。これら相反する要素のバランスを取る『大戦略』とその重要性について、歴史に名を残した政治家・軍人・文学者のストーリーに絡めて解説していく。/『大戦略』は正直漠然として掴めなかったが、アウグストゥス、リンカーン、ルーズベルトなど古今の偉人達の戦略論的解説が読めただけでも楽しかった。とくに若くしてカエサルの後継者となり、ライバルの攻勢を耐え続けて勝利したアウグストゥスのエピソードが面白く、次の読書に繋がりそう。2022/02/14

6ちゃん

6
古代ギリシャから世界大戦まで為政者の政策決定とそのプロセスについて、単に歴史学としてだけでなくトルストイなど文学的な視点も加えて論じた書。政治に関わる者は大望に突き進みつつも現実を分析し進捗に事を進めるという離れ業をする必要があるが、そのバランスを最後まで維持した者は数えるほどしかない、ということを著者は示す。また、上に立つ者ほど、戦争により失う命や庶民の意識に配慮するなどの「常識」を持ち合わせる必要がある、という重い主張も見逃せない。これは、偉人ほど「矛盾があり度し難い人物」と思える原因かもしれない。2019/10/14

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