出版社内容情報
第一次世界大戦の前夜から現代まで、米国のエリート銀行家たちは、政策や法律を決定づけ、ホワイトハウスに人材を送り込んできた。その驚くべき癒着関係を膨大な資料から丹念に掘り起こした力作。
ノミ・プリンス[プリンス ノミ]
藤井 清美[フジイ キヨミ]
内容説明
金融危機の大惨事を経ても変わらない、ウォール街とホワイトハウスの癒着の深層。冷戦時代から、「公共心」をますます失い、私利私欲のみで動くようになったエリート銀行家たち。彼らはいかにして、自分たちの望むとおりに、ホワイトハウスを動かしてきたのか?膨大な資料を丹念に掘り起こし、実態を徹底的に暴いた力作。
目次
第10章 一九五〇年代―アイゼンハワーの仲間たちと冷戦
第11章 一九六〇年代初頭―若者たちとグローバル金融
第12章 一九六〇年代後半―進歩的政策と銀行家のための経済
第13章 一九七〇年代前半―腐敗、金、石油、倒産
第14章 一九七〇年代後半―インフレと人質事件
第15章 一九八〇年代前半―自由市場と銀行家の競争
第16章 一九八〇年代後半―第三世界のふらつきとS&Lの崩壊
第17章 一九九〇年代前半―ゴールドマン・サックスの興隆
第18章 一九九〇年代後半―通貨危機と規制の終焉
第19章 二〇〇〇年代―新しいビッグ・シックスと大惨事
著者等紹介
プリンス,ノミ[プリンス,ノミ] [Prins,Nomi]
ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズやフォーブスなど各紙誌に寄稿。これまでに1929年の大恐慌や2008年の金融危機などを扱った著作を発表している。米CNNや英BBCなどのテレビ番組に出演。過去にゴールドマン・サックスやベアー・スターンズ、リーマン・ブラザーズ、チェース・マンハッタン銀行に勤務した経験を持つ
藤井清美[フジイキヨミ]
翻訳家。京都大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
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