トレインスポッティング0 スキャグボーイズ

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  • サイズ B6判/ページ数 776p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152096432
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

退屈な毎日をやり過ごすにはどうすりゃいい? 暴力的な刺激と快楽で世界中の若者をトリップさせた問題作の、もっと危ないプロローグ不景気で冴えない毎日をやり過ごすにはどうすりゃいい? マーク・レントンが選んだのはドラッグだった。圧倒的な刺激と快楽で、世界中の若者をトリップさせた問題作の、もっと危ないプロローグ。

アーヴィン・ウェルシュ[ウェルシュ アーヴィン]

池田 真紀子[イケダ マキコ]

内容説明

マーク・レントンは青春を謳歌していた。大学の勉強に励み、書物に囲まれた穏やかな環境で毎日を過ごしている。きれいで知的な恋人がいて、地元に帰れば気心の知れた仲間もいる。しかし、1984年のイギリス社会に彼の居場所はなかった。いつにスキャグ(ヘロインの俗語)に手を伸ばす。『トレインスポッティング』よりもっと危ないプロローグ。

著者等紹介

ウェルシュ,アーヴィン[ウェルシュ,アーヴィン] [Welsh,Irvine]
スコットランド・エディンバラ生まれ。共同住宅を転々としながら育つ。16歳で学業を離れ、さまざまな職に就いた後、ロンドンで不動産業に関わりながらパンク・ロックを聴き漁る。やがてエディンバラでMBAを取得。90年代のレイブ・カルチャー絶頂期に、ウェルシュに作家の道を歩ませる人々と出会う。1993年、初の長篇小説『トレインスポッティング』を発表

池田真紀子[イケダマキコ]
上智大学法学部国際関係法学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

diesuk

8
アーヴィン・ウェルシュ最高!レントン、スパッド、シック・ボーイ、ベグビーといった面々と再会することができてとても嬉しい。750ページ超で2段組という、なんで上下巻にしなかったんだ!って感じの本だけど、その長さが読み終わったいまとなってはとても心地いいし、ものすごい達成感がある。ポルノが映画化されることだし、トレスポと、ポルノも読み返したい。トレスポ同様にレントン達はヘロインとセックスに明け暮れ、刹那的に生きている。彼らの友情や、青春を謳歌する姿はけっして美しいものではないけれど、少しあこがれる部分がある。2016/11/16

ori

5
トレスポより数年前、4人がまだ20歳そこそこの頃の話。この本の存在を全然知らなかった…私ときたら…。これまたいつまでもこのクズ達の話を読んでいたいとひたすらズブズブと世界に浸った。 サッチャー政権下の炭鉱ストなど出てくる時代。経済システムがグローバリゼーションな現代風に変わりつつある時代。時給を安くした分人を多めに雇って失業率を下げてるから意味がないという、今の日本の私達とこの時代のレントン達が同じ状況。2023/12/30

sakamoto

0
舞台は80年代。過去や未来への眼差しは反転して現在を照らす。ありのまま描かれる人間模様の編み目から普遍的な感情が浮かび上がる。2017/02/02

ゆい

0
映画だけ見てて原作本は読んでなかったのに突然この前日談だけ読み出す。 面白い。時代背景がよくわかる。この作家がノワール本でオススメされていたのがちょっと分かった。2017/01/06

だーよし

0
スコットランド人でないと理解できない小説だと思うけど、順番に3冊(トレインスポッティング→ポルノ→スキャグボーイズ)を読んで感じたこと2つ。(1)一番イカれてると思っていたベグビーが一番スキだ。(2)アーヴィン・ウェルシュと田中康夫の感性は似てるかも。2017/01/13

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